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居酒屋・ラーメン屋・パン屋の看板|距離と時間帯で決める組み合わせ

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居酒屋・ラーメン屋・パン屋の看板|距離と時間帯で決める組み合わせ

飲食店の看板は、前を通る方が「どこから、いつ」お店を見るかで組み合わせを決めると選びやすくなります。遠くから見つけてもらう看板、店の前で何のお店か分かる看板、入るかどうかを決めてもらう看板の3つに役目を分けて、足りない役目を埋めていく考え方です。

業態によって変わるのは、主に前を通る方の距離と時間帯でしょう。夜の繁華街で営業する居酒屋と、朝から昼に歩いて来られる方が多いパン屋、幹線道路沿いで車から見つけてもらう焼肉店では、同じ「店名の看板」でも求められることが違ってきます。

たとえば京都市の屋外広告物のガイドラインは、移動中の人が看板に目を向ける時間は0.3秒ほどで、そのあいだに読み取れる文字は、歩いている方で15文字程度、運転中の方で7文字程度と紹介しています。車から見る看板に、歩く方向けの看板と同じ量の文字を載せても、読み切ってはもらえないわけです。

この記事では、看板の3つの役目と通る方の3つの条件、居酒屋・ラーメン店・パン屋・寿司店・焼肉店・カフェの業態ごとの組み合わせ、メニューと価格を外に出す範囲、夜の見せ方、置き看板やのれんを置ける場所、相談の前に店の前で確かめることをまとめました。看板のデザイン・製作・施工をしている会社の目線で書いています。

飲食店の看板は「見つける・何の店か分かる・入るかを決める」の3つの役目で組み合わせる

飲食店の店先の看板は、役目で3つに分けると組み合わせが決めやすくなります。遠くから見つけてもらう看板、お店の前で何のお店か分かる看板、入るかどうかを決めてもらう看板の3つです。

夕方の商店街の通りを、少し離れた歩道から奥に向かって写した写真。手前の飲食店には壁から突き出した無地の袖看板、入口の上に横長の無地の店名看板、入口の横に小さな置き看板と紺の半のれんがあり、通りを歩く人が数人小さく写っている
役目見られる場所主な看板載せること
見つけてもらう通りの先・道路の向かい・車の中袖看板、自立看板(ポール看板)、建物の高い位置の看板店名と料理の種類。文字は少なく
何のお店か分かってもらうお店の正面の数m先正面の店名看板、のれん、テント(日よけ)、窓ガラスのサイン店名・ロゴ、料理の種類、お店の雰囲気
入るかどうかを決めてもらうお店の入口の前置き看板(A型看板)、メニュースタンド、入口の横の掲示メニュー、価格、営業時間、席の空き具合

3つ全部を大きく作る必要はありません。駅前の路面店で、正面の店名看板が通りの先からよく見えるなら、袖看板を足すより、入口の前のメニューを見やすくするほうが入店につながりやすいこともあります。逆に、2階や路地の奥のお店は、正面の看板が通りから見えないので、見つけてもらう看板の役目が大きいでしょう。

役目が違えば、載せる量も違ってきます。冒頭の京都市の「京の景観ガイドライン 広告物編」は、伝えたいことが多くても言葉を選び抜いて、一瞬で伝わる量にするよう勧めています(出典:京都市「京の景観ガイドライン 広告物編」・2026年10月24日確認)。見つけてもらう看板は店名と料理の種類だけ、入口の前の看板はメニューと価格まで、と役目で分けておくと、どの看板も詰め込みすぎにならずに済みます。

看板の種類そのものの一覧は、店舗看板の種類と選び方の記事にまとめています。

前を通る方の条件は「昼に歩く方」「夜の繁華街」「車で通る方」の3つで考える

前を通る方は、昼に歩く方、夜の繁華街を歩く方、車で通る方の3つに分けて考えると、どの看板に力を入れるかが決めやすくなります。同じお店でも、ランチと夜で通る方が変わるなら、2つの条件を両方見てください。

中小企業基盤整備機構の創業の手引きは、時間帯で通る方の層が変わる場所や、昼と夜で出すものが変わる場所では、時間によって看板の内容を変えるのも効果的だとして、飲食店なら昼はランチ、夜はディナーの情報を載せる使い方を挙げています(出典:J-Net21「看板の設置方法」・2026年10月24日確認)。

前を通る方お店を見る距離と時間力を入れたい看板気をつけたいこと
昼に歩く方数m〜十数m。歩きながら数秒正面の店名看板、置き看板、窓ガラスのサイン明るいので照明より色と文字の大きさで見せる
夜の繁華街を歩く方通りの先から入口まで。周りの看板も明るい袖看板、光る店名看板、照らした置き看板、のれん周りの明るさに負けない見せ方と、明るすぎない加減
車で通る方数十m先から数秒自立看板(ポール看板)、建物の高い位置の看板載せる文字は店名と料理の種類ほどに絞る。駐車場の入口も分かるように

お店の前で、この3つのどれが一番多いかを、実際に通る時間に見て確かめるのが確実です。確かめ方は、記事の後半にまとめています。

業態ごとの看板の組み合わせ方

業態ごとに、前を通る方と営業する時間帯がおおよそ決まるので、力を入れる看板もある程度しぼれます。ここでは、業態ごとに考えておきたい組み合わせを並べます。お店の場所によって当てはまらないこともあるので、前の章の3つの条件と合わせて読んでください。

居酒屋の看板は、夜の繁華街で「何のお店で、いくらくらいか」まで店の前で伝える

居酒屋の看板は、夜の繁華街を歩く方に見つけてもらい、入口の前で料理の種類と価格の目安まで分かってもらう組み合わせにすると選ばれやすくなります。初めての方にとって、中が見えず価格も分からないお店は、入りにくく感じやすいからです。

夜の繁華街の路地で、居酒屋の入口の横に置かれた、上からスポットライトで照らされた黒板の置き看板を、斜め前の低い位置から写した写真。黒板には文字の読めない白い線だけが描かれ、奥に紺ののれんと格子戸が見える

ビルの2階以上や地下にある居酒屋は、1階の入口に置く看板と、通りから見える袖看板の2つが、見つけてもらう役目を担います。1階の路面店なら、正面の店名看板とのれん、入口の横のメニューの看板の3つが基本になります。

検索では「居酒屋 看板 手書き」もよく調べられています。黒板などの手書きの看板は、その日のおすすめを書き換えられるのが一番の良さです。書き換えるなら、品数を絞って毎日同じ時間に書き直す、と決めておくと続けやすいと思います。

中の様子を少し見せるのも、入りやすさに効きます。京都の先斗町(ぽんとちょう)の景観ガイドラインは、丈が約56cmの半のれんを「店内の様子や陳列品を見せることが可能」なのれんとして紹介しています(出典:京都市のホームページに掲載の「先斗町 景観ガイドライン(広告物編)」・2026年10月24日確認)。入口の戸が閉まったお店なら、戸のガラス越しに明かりと席が見えるだけでも印象が変わります。

ラーメン店の看板は、通しで営業するなら昼と夜の両方で見え方を確かめる

ラーメン店は、昼から夜まで通しで営業するお店や、お一人で来られる方が多いお店がよくあります。昼と夜の両方で見つけてもらえるか、初めての方が入る前に頼み方まで分かるかを確かめておくと安心です。

昼は日差しで光る看板が目立ちにくく、夜は周りが暗くなって照明の差が出ます。正面の店名看板は、昼は地の色と文字の色の差で読めるか、夜は光らせたときに読めるかを、デザインの段階で両方見ておくのがおすすめです。

食券を買ってから席に着くお店や、注文の仕方に決まりがあるお店は、そのことを入口の前で分かるようにしておくと、初めての方が入口で迷わずに済みます。店名の看板に載せる必要はなく、入口の横の小さな掲示や置き看板で足ります。のれんを営業中だけ掛けるお店なら、営業時間も入口の近くに書いておくと、のれんが出ていない時間に来られた方にも伝わるはずです。

パン屋の看板は、朝から昼に歩く方へ「開いているか」「何があるか」を見せる

パン屋は、朝から昼にかけて、歩いたり自転車に乗ったりして来られる方が多い業態です。日中の明るい時間に見られるので、照明よりも、看板の形や色、店先から見えるパンでお店に気づいてもらう組み合わせが合っています。

朝の住宅街の通りに面した小さなパン屋の店先を、向かいの歩道から写した写真。入口の上に食パンの形をした木製の無地の看板が付き、入口の横には小さなA型の置き看板、ガラス越しに棚に並んだパンが見える。人物は写っていない

看板の形そのものを目印にした例もあります。兵庫県赤穂市のパン店「はしっこぱん」は、巨大な食パン型の看板が目印になっていると地域の情報サイトで紹介されていて、看板の製図はグラフィックデザイナーのご主人が手がけたと書かれています(出典:TANOSU「【赤穂】週1営業『はしっこぱん』オープン!遊び心あふれる巨大な食パン型看板が目印♪」・2026年10月24日確認)。

パン屋で入るかどうかを決めるときに知りたいのは、今開いているか、まだパンがあるか、という点です。売り切れ次第で閉めるお店は、置き看板や入口の掲示で「営業中」「本日は売り切れました」を切り替えられるようにしておくと、前を通る方にも分かりやすくなります。

ガラス越しに棚のパンが見えるのも、パン屋ならではの看板の役目です。京都市のガイドラインは、窓ガラスに貼る場合は店内が見通せるよう、貼る面積を目安として3割以下にとどめるよう勧めています。ガラス面のサインは、店名と営業時間ほどにしておくと、パンが隠れずに済みます。

寿司店の看板は、価格の幅が分からない不安を店の前で減らす

寿司店は、手ごろなお店から特別な日に行くお店まで価格の幅が広い業態なので、初めての方は店の前で「自分が入ってよいお店か」を迷いやすい業態です。店名の看板に加えて、入口の前で価格の目安やコースの例が分かるようにしておくと、迷っている方も入りやすくなります。

価格を出すときは、税込の総額で書きます(詳しくは後の「メニューと価格」の章で説明します)。おまかせのコースだけのお店なら「おまかせ ◯◯円から」のように、最低いくらかかるかが分かる書き方も使えます。

落ち着いた雰囲気を大切にしたいお店は、光る看板を大きくするより、のれんや木の看板を照明で照らす見せ方が合うことも多いです。夜の見せ方は、後の章でまとめています。

焼肉店の看板は、郊外なら車から見える自立看板と入口の看板を分けて考える

幹線道路沿いや郊外の焼肉店は、車で来られる方に、数十m先から見つけてもらう看板が要になります。自立看板(ポール看板)に店名と料理の種類を大きく載せ、入口のまわりには、駐車場から歩いてきた方に向けた店名の看板やメニューを置く、という分け方が基本です。

郊外の幹線道路沿いにある焼肉店の敷地の入口に立つ、背の高い無地の自立看板を、道路の向かい側の歩道から少し見上げるように写した写真。奥に平屋の店舗と駐車場が見え、看板には文字やロゴは描かれていない

AGSでも、七輪焼肉・海鮮浜焼のお店で、新規店舗の自立看板のデザインと施工と、店舗のエントランス看板の製作・施工を手がけています。

車から見る看板に載せる文字は、前に紹介した京都市のガイドラインの「運転中の方で7文字程度」を目安に、店名と料理の種類ほどに絞ると読み取ってもらいやすくなります。電話番号や細かいメニューは、駐車場に入ってから見る入口の看板に回します。

焼肉店は夜の営業が中心のお店も多いので、自立看板を光らせるか、照らすかも一緒に決めます。自立看板は、高さが4mを超えると建築基準法の工作物の確認申請も要るので、許可の要否は看板の設置許可の記事で確かめてください。

カフェの看板は、通りから入口までの道案内をかねる

カフェは、2階や路地の奥など、通りから入口が見えにくい場所にお店を構えることもあります。その場合は、通りに面した場所に置く・立てる看板が、お店があることを知らせて入口まで案内する役目を担うでしょう。

AGSでも、カフェのお店の街頭看板の製作と施工を手がけています。

通りに置く看板には、店名と「2階」「この奥」のような場所の案内、営業時間を載せておくと、初めての方が迷わずに済みます。ただし、通りに面していても、道路(歩道)の上には許可なく置けません。置ける場所は、後の章で説明します。

メニューと価格は、入るかどうかを決めるのに足りる分だけ店の外に出す

店の外に出すメニューは、全部ではなく、入るかどうかを決めるのに足りる分にしぼると見やすくなります。料理の種類が分かるおすすめの数品と、1人あたりのおおよその価格が分かれば、初めての方の多くは判断できます。

昼の店先に置かれたメニュースタンドを、手元が分かる距離から写した写真。木の枠のスタンドに、料理の写真の部分と文字の読めない細い線だけが並ぶメニューが入っていて、背景に店の入口がぼけて見える

価格を書くときは、税込の総額で書きます。財務省の「総額表示に関する主な質問」は、総額表示の義務を、消費者がいくら払えばその商品やサービスを受けられるかを事前に一目で分かるようにするためのもの、と説明し、対象を不特定多数の方に向けた値札や広告などの価格表示としています(出典:財務省「総額表示に関する主な質問」・2026年10月24日確認)。「100円ショップ」のような店名の看板は、屋号と考えられるので対象にあたらないとされています。一方で、店先のメニューの看板は、前を通る方に向けて価格を見せるものなので、価格を書くなら税込の総額にしておきます。

同じ資料には、サービス料を取るお店のメニューの書き方の例として「上記税込価格にサービス料として10%を頂戴いたします。」という表示も載っています。席料やお通し代、サービス料があるお店は、店先のメニューにも一言書いておくと、お会計のときの「聞いていなかった」を防げます。

店の外に出すメニューは、内容を変える頻度で作り方を決めます。

  • ほとんど変えないメニュー:看板に印刷する、またはメニュースタンドに入れる
  • 季節で変えるメニュー:差し替えられるパネルや、メニュースタンドの中身だけを替える
  • 毎日変えるおすすめ:黒板などの手書きの看板にする

昼と夜でメニューが変わるお店は、J-Net21の手引きにあったように、時間で看板の内容を入れ替えます。ランチの看板と夜の看板を別に作っておき、切り替える時刻を決めておくと、片方が出しっぱなしになりません。

夜の見せ方は「光る看板」「照らす看板」「店の中の明かり」の3つを組み合わせる

夜に営業する飲食店の見せ方は、看板そのものを光らせる、看板を外から照らす、店の中の明かりを外から見せる、の3つの組み合わせで考えます。周りの看板が明るい繁華街ほど、看板を明るくするだけでは目立ちにくく、照らし方と店の中の明かりの見せ方で差が出ます。

夜の路地に面した飲食店の店先を、少し離れた正面から写した写真。壁に付いた無地の木の看板が上から小さなスポットライトで照らされ、入口の格子戸から暖かい色の店内の明かりがこぼれている。周りは落ち着いた明るさで、人物は写っていない
見せ方主な看板向いているお店
看板そのものを光らせる内照式の看板(中から光らせる看板)、チャンネル文字(文字そのものが光る立体の文字)、電飾スタンド看板通りの先や向かいからも見つけてほしいお店。周りが明るい繁華街
看板を外から照らすスポットライトで照らす木やカルプの看板、照らした置き看板やのれん落ち着いた雰囲気を大切にしたいお店。寿司店・和食店・バーなど
店の中の明かりを見せる入口のガラス、半のれん、窓中の様子を見て入ってほしいお店。居酒屋・カフェなど

明るさにも目安があります。環境省の「光害対策ガイドライン」は、看板の明るさ(輝度)の上限の目安を、郊外の住宅地などで400cd/㎡、都市部の住宅地などで800cd/㎡、大都市の中心部や繁華街で1,000cd/㎡としています。あわせて、看板を照らす照明は光が水平より下を向くように付け、看板以外に光を漏らさないこと、営業時間外は消すことも求めています(出典:環境省「光害対策ガイドライン」(令和3年3月改訂)・2026年10月24日確認)。住宅街の中のお店は、明るくしすぎると近所の方の迷惑にもなるので、タイマーで消す時刻を決めておくと安心です。

点滅する照明は、自治体によっては使えません。京都市は、点滅式の照明、光が動く照明、過度にまぶしい照明を市内全域で禁止しています。歴史的な町並みや住宅街で勧められているのは、電球色の照明です。

光る看板は、お店の外観の印象も大きく変えます。外装全体の考え方は店舗外装のデザインの決め方の記事にまとめています。

置き看板・のれん・テントは、お店の敷地の中に収める

置き看板やメニュースタンド、のれん、テント(日よけ)は、お店の敷地の中に収めるのが前提です。歩道を含む道路の上に置き看板を出すことは、福岡市では道路法の違反になるとされています。

昼の路面店の入口を、少し高い位置から見下ろすように写した写真。A型の置き看板と鉢植えが、店の壁ぎわの敷地の中に収まって置かれ、手前の歩道との境目の線がはっきり見える。看板には文字が描かれていない

福岡市は、歩道の上に商店の置き看板やのぼりを置くことを道路法違反として、設置した方に撤去を指導しています。天神地区や博多駅の周辺などの都心部では、警察署と協力して、置き看板・のぼり・立て看板の撤去の指導と除却を重点的に行っています(出典:福岡市「歩道上の置き看板やのぼりを撤去してください。」、福岡市「不法占用物件の是正について」・いずれも2026年10月24日確認)。J-Net21の手引きも、許可なく道路に物を置くことは道路交通法上違法になるので、基本的には敷地の中に置くよう書いています。

敷地の中でも、地区の決まりで大きさが決められていることがあります。先斗町の景観ガイドラインでは、メニュー台も広告スタンドとして扱い、大きさは最上部の高さ1m以下・1面あたり0.5㎡以下で、原則として1店舗に1個までです。のれんも、原則として営業時間だけ掛けるものとされています。飲食店が集まる通りには、こうした地区の決まりがあることがあるので、ビルの管理会社や自治体に一度確かめておくと安心です。

袖看板やテントのように、壁から道路の上に出るものは、道路占用の許可が別に要ることがあります。看板の面積の合計によっては、屋外広告物の許可も必要です。手続きの順番は看板の設置許可の記事、袖看板の高さや出幅の決まりは袖看板の記事にまとめています。

看板を相談する前に、店の前を3つの時間帯で歩いて確かめる

看板を作る前に、お店の前を朝・昼・夜の3つの時間帯で歩いてみると、どの看板に予算をかけるかが見えてきます。お店の中からではなく、前を通る方と同じ道を同じ向きで歩くのがポイントです。

夕方の商店街の歩道で、店主らしいエプロン姿の40代の男性が、スマートフォンを構えて少し離れた位置から自分の店の店先を撮っている様子を、斜め後ろから写した写真。店の看板には文字が描かれていない

確かめたいのは次のことです。

  1. 駅やバス停、駐車場の側から歩いて、何m手前でお店に気づくか。反対側からも歩きます。気づくのが入口の直前なら、見つけてもらう看板が足りていません
  2. 気づいたときに、何のお店か分かるか。店名だけで料理の種類が分からないなら、のれんや入口の看板で補います
  3. 入口の前で、入るかどうかを決められるか。メニューと価格、営業時間、席の空き具合が分かるかを見ます
  4. 夜は、周りの看板と比べて埋もれていないか、まぶしすぎないか。周りが明るい通りか、暗い住宅街かで、光らせ方が変わります
  5. 置き看板を置ける敷地があるか。歩道との境目の位置と、通る方の邪魔にならないかを見ます

それぞれの時間帯で、通りの先と入口の前から写真を撮っておくと、看板の会社との打ち合わせで「どこから見えないのか」をそのまま伝えられます。物件を決める前に見られるなら、契約前に一度歩いておくのがおすすめです。

この確かめ方と、看板ごとの役目・載せること・照明・置き場所の確認を、1枚に書き込める紙を用意しました。

看板の費用の決まり方は、看板の製作・設置費用の記事で、見積りの項目ごとに説明しています。

飲食店の看板の新設・作り替えは、店先の組み合わせからご相談ください

開業にあわせて店先の看板をそろえたい、今の看板を作り替えて入りやすいお店にしたい、というときは、AGSにご相談ください。正面の店名看板・袖看板・自立看板から、A型スタンド看板やメニュースタンド、電飾スタンド看板、ウィンドウサインまで、看板のデザイン・製作・施工を一貫してお手伝いしています。

文字そのものを光らせたいお店にはチャンネル文字(箱文字)、木や壁の素材を生かしたいお店にはカルプ文字・切り文字のページもあります。タペストリーやのぼり、メニュー表やショップカードは、販促ツールの制作としてあわせて作れます。

お店の住所と、上の確かめ方で撮った店先の写真があれば、どの看板にどこまで予算をかけるかから一緒に考えます。許可が要る看板の申請もあわせてお引き受けしています。現地調査とお見積りは無料で、拠点は福岡・博多、現場は全国にお伺いします。

よくある質問

Q. 居酒屋の看板は、どんな種類を付ければいいですか?

1階の路面店なら、正面の店名看板、のれん、入口の横のメニューの看板の3つが基本です。ビルの2階以上や地下のお店は、通りから見える袖看板と、1階の入口に置く看板で見つけてもらう役目を補います。夜の繁華街では、看板を光らせるか照らすかも一緒に決めます。

Q. 店の前の歩道に置き看板を出してもいいですか?

許可を受けずに出すことはできません。福岡市では、歩道を含む道路の上に置き看板やのぼりを置くことは道路法違反とされ、撤去の指導の対象になっています。置き看板は、お店の敷地の中に収めるのが基本です。場所によっては道路の占用の許可を受けて置ける場合もあるので、敷地の外に出したいときは、先に道路の管理者(市区町村の道路の担当課など)に確かめてください。

Q. 店先のメニューの看板に書く価格は、税抜でもいいですか?

税込の総額で書きます。財務省の資料では、不特定多数の方に向けた値札や広告などの価格表示が総額表示の対象とされていて、店先のメニューも前を通る方に価格を見せるものだからです。席料やサービス料があるお店は、そのことも店先のメニューに書いておくと、お会計のときの行き違いを防げます。

Q. 手書きの看板と印刷した看板は、どちらがいいですか?

内容を変える頻度で選ぶのがおすすめです。毎日おすすめが変わるなら手書きの黒板、季節ごとに変えるなら差し替えられるパネル、ほとんど変えないなら印刷した看板が向いています。手書きは、書き直す人と時刻を決めておくと続けやすくなります。

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