店内で開くフェアやセール、周年祭の装飾は、店じゅうを飾るより「店頭と入口」「入ってすぐの正面」「イベントの売場」「レジまわり」の4か所に絞って、入口に近い順に飾っていくのがおすすめです。
来店された方は入口から奥へ歩きながら、目に入った順に「今日は何かやっているな」「どこでやっているのかな」と受け取っていきます。飾りが店の奥の売場にしかないと、入口で気づいてもらえません。逆に入口だけ派手で売場が普段のままだと、どこがイベントなのかが伝わらないんですよね。
飾る前にもう1つ知っておきたいのが、面ごとの決まりです。天井・壁・床・ガラス面には、それぞれ確認することがあります。営業中のお店には火災のときに水をまくスプリンクラーや、避難口を示す誘導灯、避難のための通路があり、飾りがそれをふさがないようにする必要があります。商業施設に入っているお店なら、施設の規程も加わります。
この記事では、飾る場所の順番、お店のスタッフだけでできる飾り方を手軽な順に、面ごとの決まり、営業しながらの設営と撤去、業者に頼む範囲と費用が動く要素までをまとめました。百貨店や商業施設の売場・催事場の装飾を手がけている会社の目線で書いています。
季節の飾りは、ハロウィン装飾、クリスマス装飾、夏の装飾・ディスプレイのように季節ごとの記事に分けました。ここでは季節を問わず、営業中のお店の中で開く販促イベントの装飾に絞ります。
店内イベントの装飾は、入口から奥へ4か所の順に飾る
飾る場所は、店頭と入口、入ってすぐの正面、イベントの売場、レジまわりの4か所です。予算や時間が足りないときは、この順に上から手を付けてください。
それぞれの場所には役割があります。
| 場所 | 役割 | 置くもの |
|---|---|---|
| 店頭と入口 | 前を通る方に「今、何をやっているか」を知らせる | イベント名と期間の案内、ガラス面のポスターやシート、入口脇のスタンド看板 |
| 入ってすぐの正面 | 入った方に「イベントの売場はここ」と伝える | イベントの商品を集めた台、台の上の大きな表示(トップボード) |
| イベントの売場 | 商品を選んでもらう | そろえた色のPOPと値札、試せる見本、売場の上や後ろの表示 |
| レジまわり | 買い上げの条件や特典を最後にもう一度伝える | 特典や抽選の案内、次回の予告 |
お店の広さによっては、入ってすぐの正面とイベントの売場が同じ場所になります。その場合は3か所で十分です。
売場づくりの基本として、中小企業基盤整備機構が運営するJ-Net21は、小売店の店内レイアウトについて「入口から一筆書きのように一方通行で出口まで導けるワンウェイコントロール」を挙げ、ショーウインドーは季節商品や流行商品でテーマ性のある演出を、と書いています(出典:J-Net21「小売店の店づくりを考える」・2026年9月17日確認)。
イベントの装飾も、この「入口から出口までの一筆書き」の上に置いていくと考えると、場所が決めやすくなります。飾りを置くのは、お客さまが歩く線の上と、その線から見える面だけで足ります。
店内イベントの飾りは、店を華やかにすること以上に、イベントの商品に目を向けてもらうことが一番の役目です。飾りが商品より目立ったり、商品を隠したりしていないかも、飾り終わったら入口に立って見てみてください。
お店のスタッフだけでできる飾り方(手軽な順)
道具をほとんど買わずに始められるのは、色をそろえることと、入口に近い台をイベントの売場に入れ替えることの2つです。吊り下げやバルーンは、その後で足していけば間に合います。
根拠として、文具メーカーが全国の販売店を対象に開いている店頭陳列コンテストの結果発表を使いました。メーカーが自社の公式サイトで、受賞したお店の売場のどこを評価したかを公表しているものです。業種は文具店や書店ですが、お店のスタッフが自分たちで期間限定の売場を作っている点は、店内のフェアと同じ条件です(トンボ鉛筆とぺんてるのコンテストは、どちらも展開期間が2か月間でした)。
色を3色までに決めて、POPと値札をそろえる
最初に、イベントで使う色を決めます。POP、値札、台に敷く布、案内の紙を同じ2〜3色でそろえると、その一角だけが周りの売場から浮いて見えて、「ここがイベントの売場だ」と分かります。
トンボ鉛筆の第9回「トンボ陳列コンテスト」(2024年・177店舗が参加)でグランプリになった文教堂 札幌ルーシー店の売場は、ブランドの色である青・白・黒の3色を、幅180cm×高さ190cmで立体的に飾ったものでした。お店の方は、画用紙で立体感を出してシンプルで大胆なデザインにしたと話しています(出典:トンボ鉛筆「第9回『トンボ陳列コンテスト』受賞者決定」・2026年9月17日確認)。
色を増やすほど華やかになりそうに思えますが、ラーメンのトッピング全部乗せがだいたい何の味か分からなくなるのと同じで、色が多いと何のイベントかがぼやけます。
ロゴや商品のパッケージから2色、地の色として白か黒を1色、くらいが扱いやすいです。
入ってすぐの台を、イベントの売場に入れ替える
次は場所です。イベントの商品は、できれば入口から入ってすぐの台に集めてください。
上のグランプリのお店は、店頭の入口に大きくコーナーを作ったので多くのお客さまの目に留まり、商品を手に取ってもらえた、と振り返っています(前掲・トンボ鉛筆)。普段は新商品や定番を置いている一等地を、期間中だけイベントに明け渡す形です。
奥の売場を使う場合は、入口に「◯◯フェアは店内奥で開催中」の案内を1枚立てて、そこまでの通路に同じ色のPOPを点々と置いておくと、奥まで歩いてもらいやすくなります。
台の上に、イベント名を書いた大きな表示を1つ立てる
台の上か後ろには、イベント名を書いた大きな表示(トップボード)を1つ立てます。棚や人の頭越しにも見えるように、立った人の目線より少し上に来る高さにしておくと、離れた場所からでも売場が分かります。
ぺんてるの第1回「Pentel Arts 店頭陳列コンテスト」(2023年・166店舗が参加)では、準グランプリのブックセンタークエスト 門司大里店が、「手描きは愛」と書いたトップボードを立て、ぺんてるから「インパクト大」と講評されています。グランプリのかがし屋 中津店は、POPを主に手描きで作り、オリジナルのキャラクターを作って目立たせています(出典:ぺんてる「第1回『Pentel Arts 店頭陳列コンテスト』結果発表」・2026年9月17日確認)。
手描きの売場でも、メーカーからしっかり評価されています。印刷物を発注する時間がないときは、スチレンボードに手描きで作ってしまって大丈夫です。書くのはイベント名、期間、一言の3つに絞ってください。
試せる・触れる場所を1つ作る
売場の中に、商品を試せる場所を1つ作ります。見本を出す、試し書きや試着ができる、サンプルを持ち帰れる、といった形です。
キングジムの「テプラ」店頭陳列コンテスト(2026年7月発表・106店舗が参加)で最優秀賞になった、うさぎや倉敷店は、大型POP、店舗の担当者が一から作った比較POP、実物サンプルの展示に加えて、デモ販売や体験型のイベントを行った点が評価されました(出典:キングジム「『テプラ』店頭陳列コンテスト 結果発表」・2026年9月17日確認)。
飾りは「見てもらう」までが役目で、その先の「買う」に進んでもらうには、手に取るきっかけが要ります。装飾の予算が限られているなら、飾りを1つ減らしてでも、試せる場所のほうを先に用意するのがおすすめです。
ショーウインドーとガラス面を、イベントの告知に使う
路面店なら、ショーウインドーやガラス面が一番遠くまで届く場所になります。同じテプラのコンテストで優秀賞のナガサワ文具センターは、ショーウインドーを活用した大型展開でお客さまの関心を引いた点が評価されています(前掲・キングジム)。
ガラス面にポスターを貼るだけでも告知になりますが、外から店内が見えなくなるほど貼ると、今度は入りにくくなります。目の高さは空けて、上か下に寄せて貼ってください。期間が長いなら、貼ってはがせるシートで作る方法もあります。シートを自分で貼る場合と業者に頼む場合の違いはカッティングシート施工の記事に書きました。
レジまわりに、特典と次回の予告を置く
レジの横や後ろの壁は、会計を待つ間に必ず目に入る場所です。ここには商品のPOPではなく、「◯円以上で抽選1回」のような買い上げの条件や特典、次のイベントの予告を置きます。
同じコンテストで最優秀賞の大丸藤井セントラルは、フロア全体での事前告知と販促展開まで含めた、来店の前後を通した伝え方が評価されました(前掲・キングジム)。これはレジそのものの話ではありません。ただ、売場の中だけで伝え切ろうとせず、お客さまが通る別の場所でももう一度伝える、という点はレジまわりの案内と同じ考え方です。
天井からの吊り下げとバルーンで、遠くから見える目印を作る
ここまでできたら、天井からの吊り下げやバルーンで、店の奥からでも見える目印を足します。売場の真上に同じ色の吊り下げPOPやバナーがあると、棚の向こうからでも場所が分かります。
ただし、天井まわりは次の章の決まりが一番関わる場所です。吊る前に、必ず天井を見上げて、スプリンクラーと感知器、誘導灯の位置を確かめてください。バルーンの種類と持ちの日数はバルーン装飾のやり方にまとめています。

天井・壁・床・ガラス面の決まり
店内の装飾で確認するのは、防炎、スプリンクラーと感知器、誘導灯、避難通路と防火戸の4つと、テナントの場合の施設の規程です。どれも「火事のときに働く設備をふさがない」ための決まりで、面ごとに見ると整理できます。
| 面 | 確認すること | 確認先 |
|---|---|---|
| 天井 | スプリンクラーの周りに物を吊っていないか。感知器や誘導灯を隠していないか。天井に直接留めてよいか | 施設の管理者、消防設備の点検業者、所轄の消防署 |
| 壁・柱 | 布の幕やタペストリー、展示用の板は防炎のものか。消火栓や消火器、非常ベルを隠していないか。テープや画びょうを使ってよいか | 施設の管理者、購入先(防炎ラベルの有無) |
| 床 | 避難通路の幅を狭めていないか。防火戸や防火シャッターの前に物を置いていないか。床のシートで滑らないか | 施設の管理者、所轄の消防署 |
| ガラス面 | 外から店内が見えるか。はがした跡が残らないか。共用通路側の面に貼ってよいか | 施設の管理者、建物のオーナー |
防炎:布の幕やタペストリー、展示用の板は防炎のものを使う
消防法では、百貨店、飲食店、地下街など不特定多数の人が出入りする施設で、防炎物品の使用が義務付けられています。対象はカーテン、布製のブラインド、暗幕、じゅうたん等、展示用の合板、どん帳などの幕、工事用シートです(出典:消防庁予防課「防炎品」・2026年9月17日確認)。
対象になる建物には「百貨店、マーケットその他の物品販売業を営む店舗又は展示場」が含まれるので、物を売るお店はこの決まりの中にあります(出典:日本防炎協会「防炎物品の種類と防炎規制の対象となる防火対象物」・2026年9月17日確認)。
店内イベントで当てはまりやすいのは、壁に掛ける布のタペストリー、天井から下げる布のバナー、台の後ろに立てる展示用の板、床に敷くじゅうたんやパンチカーペットあたりでしょう。買うときに「防炎ラベル付き」と書かれたものを選んでおけば、まず困りません。
紙のガーランドやPOPは法律の対象品目には入っていませんが、施設が独自にもっと広く求めていることがあります。例えば東京ミッドタウンのイベントスペースの利用規約は、「カーテン、幕、展示用合板、その他装飾品は防炎性能を有するものを使用してください」と、装飾品全般に防炎を求めています(出典:東京ミッドタウン「メディア&イベントスペース 利用規約」(PDF)・2026年9月17日確認)。テナントとして入っているお店は、法律より先に施設の規程を見てください。
天井:スプリンクラーの周りと、感知器・誘導灯を避ける
天井から物を吊るときに一番気をつけたいのは、スプリンクラーの周りです。東京消防庁は、スプリンクラーヘッド(天井に付いている水の出口)について「水平方向に30cm以内、垂直方向45cm以内は、物を置いてはいけません」と説明しています(出典:東京消防庁「第12章 火災の時に役立つ建物の設備」・2026年9月17日確認)。
吊り下げのバナーやバルーンがこの範囲に入ると、火事のときに水が広がるのを邪魔してしまうので、吊る位置はヘッドから離れた場所を選んでください。
誘導灯も同じように扱います。消防庁の点検要領には、誘導灯の周りに間仕切りや衝立などがあって見えにくくなっていないこと、誘導灯とまぎらわしいものや、さえぎる灯火・広告物・掲示物がないこと、と書かれています(出典:消防庁「消防用設備等の点検要領 第16 誘導灯及び誘導標識」(PDF)・2026年9月17日確認)。
緑色の誘導灯の手前に大きなバナーを吊ったり、近くに緑に光る飾りを置いたりしないようにします。飾り終わったら、売場のあちこちから誘導灯が見えるかを歩いて確かめておくと安心です。
床:避難通路の幅を狭めない、防火戸の前に置かない
床に物を置くときは、通路の幅を見ます。
百貨店などの売場には、自治体の火災予防条例で避難通路の幅が決められています。札幌市の条例を例にすると、売場の床面積が150㎡以上300㎡未満の階では幅1.2m以上、300㎡以上1,000㎡未満では1.6m以上の主要避難通路を確保することになっています(出典:札幌市消防局「火災予防条例 第59条(百貨店等の避難通路等)」(PDF)・2026年9月17日確認)。数字は自治体によって違うので、自分のお店の地域の条例か、所轄の消防署で確かめてください。
福岡市消防局の百貨店等向けの基準では、避難通路は「商品、商品ケース等の配置により設けられた通路」とされ、防火戸の閉まるのを邪魔しないように商品などは防火戸から20cm以上離すこと、と定められています(出典:福岡市消防局「百貨店等に対する防火安全対策」(PDF)・2026年9月17日確認)。東京消防庁も、防火戸の前やシャッターの下に物を置いてはいけないと説明しています(前掲・東京消防庁)。
イベントのときは、通路にワゴンやスタンド看板、フォトスポットを足したくなります。足した結果、主な通路が普段より狭くなっていないか、床の防火シャッターの線をまたいでいないかを、置いた後にメジャーで測っておくのが確実でしょう。
テナントは、施設の規程と原状回復を先に確認する
商業施設や百貨店に入っているお店は、施設の内装や装飾の規程を先に確認します。
よく決められているのは、天井や柱への取り付けの可否、使ってよいテープの種類、共用通路側へのはみ出し、周りのお店の見え方、作業できる時間帯あたりです。
先ほどの東京ミッドタウンの規約には、周辺の商業店舗を隠す装飾はできないこと、原状回復と清掃は利用者側で行い、足りない場合は施設が行って実費を請求することが書かれています(前掲・東京ミッドタウン)。これはイベントスペースの規約ですが、「周りのお店を隠さない」「元に戻すのは飾った側」という考え方を頭に入れておくと、自分の施設の規程も読みやすくなります。
壁や柱にテープの跡や穴が残ると、退店のときの原状回復の話につながるので、工事の区分と原状回復の考え方を書いたテナント内装工事のA・B・C工事も合わせて見てください。
営業しながらの設営と撤去
吊り下げや台の入れ替えを伴う設営は開始日の前日の閉店後、撤去は最終日の閉店後に行うことが多いです。営業中にできるのは、POPの差し替えや卓上の飾りのように、脚立を使わず通路をふさがない作業までと考えてください。
| 時間帯 | やること | 気をつけること |
|---|---|---|
| 1〜2週間前 | 施設への作業の届け出、飾る場所と物の一覧づくり、防炎ラベルの確認 | テナントは届け出の締切を施設に聞く。夜間の空調や照明が止まる時間も聞いておく |
| 前日の閉店後 | 吊り下げ、壁面、台の入れ替え、床のシート | 脚立の作業は2人で。終わったら通路の幅と誘導灯の見え方を確認する |
| 当日の開店前 | POPと値札、見本、レジまわりの案内 | 入口に立って、4か所が順に目に入るかを見る |
| 会期中 | 売れた商品の補充、はがれや傾きの直し | 吊り物が下がってきていないか、毎朝見上げる |
| 最終日の閉店後 | 撤去、テープ跡の清掃、台を元の売場に戻す | 翌朝の開店に普段の売場が戻っているように、戻す順番を先に決めておく |
営業中の高い場所の作業は、お客さまの頭の上で物を扱うことになるので避けます。どうしても営業中に直す必要が出たら、周りを一時的に区切って、1人が下で見ている状態で作業してください。
撤去は、設営より軽く見られがちな工程です。キャンプの撤収と同じで、片付けの時間から逆算しておかないと、最終日の夜に人が足りなくなります。設営のときに「どの順に外すか」「外した物をどこにしまうか、捨てるか」までメモしておくと、最終日の夜に迷う時間が減ります。
業者に頼む範囲と、費用が動く要素
自分たちでやるのはPOP・値札・卓上の飾り・台の入れ替えまでで、業者に頼むのは高い場所の吊り下げ、大きな壁面の出力やシート、造作の台やフォトスポット、施設に出す図面です。分かれ目は、脚立の上の作業と、防炎や施設の承認が絡むかどうかにあります。
金額はお店の広さや内容で大きく変わるので、ここでは金額ではなく、見積りを動かす要素を挙げます。
| 費用が動く要素 | 高くなる方向 | 抑える考え方 |
|---|---|---|
| 作業の時間帯 | 閉店後の夜間や早朝の作業 | 設営と撤去を1晩ずつにまとめ、作業する場所を4か所に絞る |
| 高さ | 天井が高く、足場や高所作業の道具が要る | 吊り下げをやめて、台の上の表示と壁面で高さを出す |
| 作る物の種類 | 木工の造作、立体物、照明 | 印刷したパネルやタペストリーに置き換える |
| 素材 | 防炎の布や板、貼ってはがせるシート | 施設の規程で必要な場所だけに使う |
| 回数 | 会期中の模様替え、複数店舗への展開 | 最初から次回も使える寸法と色で作り、保管しておく |
| 申請 | 施設に出す図面や届け出の作成 | 施設の規程と売場の寸法を先に渡して、やり直しを減らす |
毎年の周年祭や年に数回のセールなら、次回も使える物を作る考え方が効きます。イベント名と期間の部分だけを差し替えられる表示にしておけば、2回目からは差し替える部分の印刷だけで済み、費用を抑えやすくなります。
業者に見積りを頼むときは、先に4つを整理しておくと話が早く進みます。作業できる日時(閉店後の何時から何時までか)、作ってほしい物と数、天井の高さや搬入の経路、支給できるロゴやデザインのデータです。テナントの場合は、施設の装飾の規程も一緒に渡してください。
設営から撤去まで施工会社に頼める仕事の範囲は、イベント施工とは?の記事にまとめました。POPやスタンド看板など販促物の種類ごとの使い分けは販促ツールの種類と選び方で詳しく書いています。
AGSでお手伝いできること
AGSは、お店や商業施設の売場・催事場の装飾と施工を手がけています。公開している実績では、GEOX様のヴィジュアルマーチャンダイジング、博多阪急様のバレンタイン催事会場の施工とバレンタインカフェの施工、ネッツトヨタ福岡様のクリスマス装飾・クリスマスツリー施工、天神地下街様の迎春イベント装飾、西日本シティTT証券様のショーウィンドウディスプレイなどがあります。
店内の装飾・ディスプレイの制作と設営は、デザインの制作から設営、会期後の撤去までを一貫して行っていて、商業施設のルールに合わせた夜間・閉店後の設営にも対応しています。拠点は福岡・博多ですが、現場は全国に伺っていて、見積りは無料です。
よくある質問
Q. 紙のガーランドやPOPにも防炎は必要ですか?
消防法の防炎物品の対象は、カーテン、布製のブラインド、暗幕、じゅうたん等、展示用の合板、幕などで、紙のガーランドやPOPは品目に入っていません。ただし、施設によっては装飾品全般に防炎性能を求めているので、テナントの場合は施設の規程を先に確認してください。どちらの場合も、照明器具の近くやスプリンクラーの周りには付けないようにします。
Q. 天井に画びょうやテープで直接留めてもいいですか?
自分の持ち物の建物でなければ、まず建物のオーナーや施設の管理者に聞いてください。天井の材料によっては画びょうが効かず、テープは塗装ごとはがれることがあります。留められる場合も、スプリンクラーヘッドの水平30cm・下方45cm以内と、感知器・誘導灯の周りは避けてください。
Q. 準備はいつから始めればいいですか?
スタッフだけで飾るなら、開始日の2〜3週間前に色と場所を決めて、1週間前までにPOPと表示を作り、前日の閉店後に設営する流れで間に合います。業者に吊り下げや壁面の制作を頼む場合は、施設への届け出と制作の時間が要ります。届け出の締切は施設ごとに違うので、まず施設に締切を聞いて、そこから逆算して1か月半〜2か月前を目安に相談を始めてください。
Q. 周年祭の装飾は、式典やパーティーの装飾と何が違いますか?
お店の周年祭は営業しながら数日〜数週間続くので、通路と消防の設備をふさがないこと、会期中に崩れないことが先に来ます。ホテルや会場を借りて1日だけ行う式典・祝賀会の装飾は考え方が変わるので、周年イベントの装飾を見てください。周年祭の企画そのものは感謝祭のイベント企画が参考になります。
店内イベントの装飾は、入口から奥へ4か所を順に飾ること、色をそろえること、天井を見上げてから吊ること、の3つを押さえれば形になります。
まずは閉店後に入口に立って、お客さまの目線で店内を眺めるところから始めてみてください。飾る場所は、思っているより少なくて大丈夫です!
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