店舗のハロウィン装飾は、9月中旬から下旬に飾り始め、10月31日の直後に片付けてクリスマス装飾へ切り替える。この流れが定番です。
逆算すると、企画と飾りの手配は8月中に始めておくと余裕を持てます。
この記事では、飾る時期の考え方と、入口・ウインドウ・店内それぞれの飾り付けのアイデア、そして商業施設のテナントが見落としやすい注意点を、装飾の制作・施工を手がける立場からまとめました。
ハロウィン装飾はいつからいつまで?
飾り始めは9月中旬〜下旬が多く、遅くとも10月上旬には出したいところです。片付けは10月31日の直後から11月初旬まで。
ハロウィンの装飾は「当日を祝う」ためのものではありません。10月いっぱい、店の季節感をつくり続けるためのものです。飾る期間が長いほど元が取れる。そう考えると、早めに出す理由が見えてきます。
多くの店は、片付けたその足でクリスマスへ切り替えます。撤去と次の飾り付けをセットで計画しておくと、動きに無駄がありません。
季節装飾は年間を通してサイクルが決まっています。ハロウィンを単発で考えるより、年間の流れの中に置くと計画が立てやすくなります。
| 時期 | 主な装飾テーマ |
|---|---|
| 12月末〜1月 | 迎春・お正月 |
| 1月下旬〜2月14日 | バレンタイン |
| 3月〜4月 | 春・桜・新生活 |
| 6月〜8月 | 夏祭り・サマーセール |
| 9月〜10月31日 | ハロウィン |
| 11月〜12月25日 | クリスマス |
場所別・ハロウィン飾り付けのアイデア
効果が出やすいのは「入口 → ウインドウ → 店内の一角」の順です。通行客の目に触れる場所から優先して飾ると、少ない物量でも季節感が伝わります。
入口・ファサード
通りがかりの人に「この店は何かやっている」と伝える最前線です。
ドア横のかぼちゃのオブジェ、バルーンのアーチやスタンド、ガーランドなど、遠目にも分かる大きめの要素を1つ置くのが基本。小物を散らすより、目線の高さに主役を1つ作る方が効きます。
ショーウインドウ
商品と世界観を組み合わせられる、装飾の主戦場です。
背景に色を敷き、かぼちゃや枯れ枝、LEDのライトなどで奥行きをつくり、主役の商品を中央に据えます。ガラス面へのカッティングシートも、店内が見える状態を保ったまま季節感を足せる定番の手法です。
店内・レジまわり
店内は「点」で飾るのがコツです。レジ横、柱、什器の上など、お客様の目が止まる場所に絞って小物を置きます。
全体に散らすと雑然としがちです。色数をオレンジ×黒+1色までに絞ると、まとまりよく仕上がります。
フォトスポット
写真を撮りたくなる一角をつくると、SNSでの拡散が見込めます。壁一面の装飾と足元の目印、少し高さのある小道具があれば成立します。
撮影の妨げにならない位置に店名の要素をさりげなく入れておくと、投稿がそのまま宣伝になってくれるでしょう。

商業施設・テナントで気をつけたい3つのこと
施設の中の店舗では、路面店にはない制約があります。装飾の施工でよく確認を求められるのは次の3点です。
1つ目は、防炎です。 消防法で定める防炎防火対象物(百貨店など多くの商業施設が該当します)では、装飾に使う幕・カーテン類などに防炎性能のあるもの(防炎物品)の使用が義務付けられています(出典:公益財団法人日本防炎協会「防炎製品・防炎物品とは」・2026年8月21日確認)。
市販のハロウィン飾りには防炎品でないものも多く、施設の検査で撤去を求められることがあります。布や紙の大きな飾りを使うときは、防炎ラベルの有無を確認してください。同じルールは展示会ブースの装飾にも効いてくる、装飾全般の基本です。
2つ目は、施設のルールと避難経路です。 通路への飛び出し、避難口や消火器・誘導灯を隠す飾り付けは認められません。テナント規約で装飾の申請が必要な施設もあるため、計画段階で管理側に確認しておくのが安全です。
3つ目は、取り付け方法と原状回復です。 壁や天井に穴を開けられない物件がほとんど。自立式のオブジェ、什器への固定、跡の残らないテープやワイヤーなど、原状回復できる方法で組み立てます。
キャンプの設営は撤収まで含めて設営です。装飾も同じで、外すところまで考えておくと、11月の切り替えが楽になります。

自分で飾る?業者に頼む?
レジまわりの小物や卓上の飾りなら、市販品でじゅうぶん雰囲気は出せます。
業者に頼む価値が出るのは、ウインドウ全面や入口の造作といった「面」の装飾、高所での作業、そして毎年の季節切り替えをルーティンにしたい場合です。プロに頼むと、デザインの統一感に加えて、防炎や施設ルールへの対応、営業時間外の施工、撤去と次の季節への切り替えまで任せられるのが強みでしょう。
AGSはイベント装飾・店舗装飾として、催事会場やウインドウディスプレイ、季節装飾の制作と施工を手がけています。クリスマス装飾や迎春装飾など、季節装飾の実例は制作実績でご覧いただけます。見積りは無料です。
よくある質問
Q. ハロウィン装飾はいつ片付けるべきですか?
10月31日の直後から11月初旬までに片付けるのが一般的です。11月に入ってもハロウィンが残っていると季節遅れの印象になりやすいので、クリスマス装飾への切り替えとセットで日程を決めておくのがおすすめです。
Q. 小さな店舗でも装飾を頼めますか?
ウインドウ1面だけ、入口まわりだけといった部分的なご依頼もご相談いただけます。規模の大小で対応が変わることはありません。
Q. クリスマスや迎春の装飾もまとめて頼めますか?
季節装飾は年間を通して対応しています。ハロウィンからクリスマス、迎春への切り替えをまとめて計画すると、デザインの統一感が出て、手配の手間も減らせます。
Q. 福岡以外の店舗でも対応できますか?
対応しています。拠点は福岡・博多ですが、現場は全国です。
ハロウィン装飾は、飾る物のセンスよりも「いつ出して、いつ引っ込めて、次に何を出すか」の段取りで差がつきます。
野球でいえば、次の打者は前の打者が打席にいる間にネクストバッターズサークルで準備している。クリスマスの仕込みも、ハロウィンの最中に始まっています。10月に街が染まってから動くのでは遅いくらい。この記事を読んだ今が、ちょうど仕込みどきです。
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