LEDビジョンの価格は、レンタルなら1イベントあたり1平方メートル5万5,000円から、購入なら1平方メートル30万円台からが目安です(AGSグループのLEDビジョン事業アディザネージの料金ガイド・税込・2026年8月21日確認)。
価格を左右する最大の要素は「画面の面積」と「ピクセルピッチ(LEDの粒の細かさ)」の2つ。この2つが決まれば、金額はかなりの精度で見えてくるでしょう。
この記事では、レンタル・購入それぞれの実勢価格と、価格が決まる仕組み、見積りを早く正確にするための準備までを整理します。LEDビジョンの仕組みそのものやレンタルと購入の使い分けは、LEDビジョンとは?の記事で先に解説しています。
LEDビジョンの価格は何で決まる?
「面積 × ピクセルピッチ」がベースです。
LEDビジョンはパネルをつなげて画面を作るため、面積が広いほどパネル代が積み上がります。そしてピクセルピッチ(LED素子どうしの間隔)が狭いほど、同じ面積に多くの素子が詰まるので単価が上がる。近くで見せる屋内用途ほど狭いピッチが必要になり、価格も上がる構造です。
ここに、屋内用か屋外用か(屋外は防水・高輝度仕様で高くなります)、設置の条件(吊りか自立か、施工の難易度)、レンタルなら日数と運搬距離が加わって、最終的な金額が決まります。
LEDビジョンのレンタル料金の目安
展示会や式典など単発の利用なら、レンタルが基本です(展示会ブースへの組み込み方は展示会ブースの作り方で解説しています)。機材費の目安は次のとおりです。
| 機材 | レンタル料金の目安(1イベント・税込) |
|---|---|
| LEDビジョン(ピッチ3.9mm) | 55,000円〜/㎡ |
| 透明LEDビジョン | 55,000円〜/㎡ |
| LEDポスター(自立式の縦型1枚もの) | 60,000円〜/台 |
(出典:アディザネージ 料金ガイド・2026年8月21日確認)
計算例を挙げると、ステージ背面によく使われる幅3m×高さ2m(6㎡)の画面で33万円から。1週間を超える長期や、逆に1日だけの利用まで、期間に応じたご相談ができます。
注意したいのは、機材費のほかに運搬費・設営撤去費がかかることです。LEDビジョンは搬入から撤去までが1セットの機材です。
オペレーター(本番中の映像送出担当)の常駐や、画面仕様に合わせた映像制作を頼む場合はその費用も加わります。トータルの金額は会場と使い方で変わるため、「機材費の目安+会場条件で見積り」と考えておくのが実際的でしょう。
LEDビジョンの購入価格の目安
店舗や施設で毎日使う常設なら、購入の検討になります。本体価格はピクセルピッチでこう変わります。
| 仕様 | 販売価格の目安(税込) |
|---|---|
| ピッチ10mm(遠距離・屋外向き) | 308,000円〜/㎡ |
| ピッチ3.9mm 屋内用 | 352,000円〜/㎡ |
| ピッチ2.5mm(近距離でも精細) | 528,000円〜/㎡ |
| ピッチ3.9mm 屋外用 | 550,000円〜/㎡ |
| 透明LEDビジョン(ガラス面向き) | 450,000円〜/㎡ |
(出典:アディザネージ 料金ガイド・2026年8月21日確認)
同じ3.9mmでも、屋内用と屋外用で価格が大きく違う点に注目してください。屋外は防水と日中でも見える輝度が必要なためです。「どこに置くか」が決まらないと、価格も決まりません。
本体のほかに、設置施工費(架台・配線・取り付け工事)と、導入後の保守費用を見込んでおきます。屋外への常設では、自治体の屋外広告物条例にもとづく手続きが必要になる場合もあるため、設置場所が決まったら施工業者と一緒に確認しておきましょう。

レンタルと購入、費用の分かれ目はどこか
単純化して比べてみます。ピッチ3.9mm屋内用の1㎡あたりで、レンタルは1イベント5万5,000円から、購入は本体35万2,000円から。
機材費だけで見れば、年に数回の利用ならレンタルの方が負担は軽く、毎日使う常設なら購入が視野に入る。そういう構図です。
ただし購入には設置施工費と保守費、レンタルには毎回の設営費が付くため、実際の分かれ目は使い方次第で動きます。利用頻度・期間・設置環境を伝えて、レンタルと購入の両方で見積りを取って比べるのが確実です。判断の考え方はLEDビジョンとは?の記事のレンタル・購入の選び方でも整理しています。
見積りを早く、正確にする3つの準備
条件が曖昧なままだと、見積りは「概算の幅」しか出せません。次の3つが決まっているだけで、精度とスピードは大きく変わります。
1つ目は、いつ・どこで使うかです。 会場が決まっていれば、搬入経路・設置方法・電源容量まで含めた現実的な金額が出せます。会場の図面があれば、なお早い。
2つ目は、誰に・どのくらいの距離から見せるかです。 視聴距離が決まるとピクセルピッチが決まり、ピッチが決まると単価が決まります。レイアップと3ポイントで打ち方が違うのと同じで、距離が仕様を決めます。
「なるべく綺麗に」ではなく「一番遠いお客様は10mくらい先」と伝える方が、適正な(=過剰でない)仕様に落ち着きます。
3つ目は、映像素材があるかどうかです。 LEDビジョンは組み方次第で画面の縦横比が変わるため、手持ちの素材をそのまま流せない場合があります。素材の調整や新規制作まで頼むのかどうかで、総額もスケジュールも変わってきます。
よくある質問
Q. 1日だけのレンタルでも頼めますか?
頼めます。グループのアディザネージが、1日の単発イベントから長期のレンタルまで対応しています。
Q. 中古のLEDビジョンを買えば安く済みますか?
本体価格は抑えやすい一方、LED素子の劣化具合や保証・保守の有無が価格に見合うかの見極めが難しいところです。常設で長く使うものだけに、購入前に保守体制まで含めて比較することをおすすめします。
Q. 映像コンテンツの制作費はいくらぐらいですか?
内容と長さで大きく変わるため、一律の目安を示すのは難しい部分です。グループ内で画面仕様に合わせた映像制作まで対応しているので、上映したい内容を添えてご相談ください。
Q. 福岡以外の会場でも対応できますか?
対応しています。拠点は福岡・博多ですが、現場は全国です。
LEDビジョンの価格は、面積とピクセルピッチが決まればかなりの精度で見えてきます。逆に言えば、「どこで・誰に・どの距離から見せるか」を決めるのが、正確な見積りへの最短ルートです。
AGSはグループのアディザネージと連携し、機材の手配から設置施工、ステージ・イベント設営まで一括で対応しています。LEDビジョンを組み込んだ展示会ブースの実例は制作実績でどうぞ。見積りは無料です。
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