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LEDビジョンとは?イベントでの使い方とレンタル・購入の選び方

B_0175 ステージ・機材
LEDビジョンとは?イベントでの使い方とレンタル・購入の選び方

LEDビジョンは、LEDのパネルを必要な枚数つなぎ合わせて、1つの大画面にする映像装置です。

プロジェクターと違って明るい会場でもはっきり映り、サイズや形も会場に合わせて自由に組める。この2点が、イベントや店舗で選ばれている理由です。

使い分けはシンプルで、単発のイベントで使うならレンタル、通年で使い続ける常設なら購入。この記事では、仕組みの基本からレンタル・購入の選び方、導入前に確認しておきたいことまでを順に整理します。

LEDビジョンとは?仕組みと他のディスプレイとの違い

LEDの粒(素子)を敷き詰めたパネルを組み合わせて作る、自分で光るタイプの大型ディスプレイです。

1枚のパネルは数十cm角ほど。これを縦横につなげて1つの画面にします。だから画面サイズの制約が事実上なく、横長・縦長・L字・曲面といった変則的な形にも対応できます。

LEDビジョンプロジェクター液晶ディスプレイ
明るい会場での見やすさ強い照明の影響を受けやすい強い
画面サイズ・形の自由度パネルの組み合わせで自由スクリーンのサイズ次第製品のサイズまで
屋外での使用屋外用パネルで対応できる不向きな場面が多い屋外対応品は選択肢が限られる

パネル選びで出てくるのが「ピクセルピッチ」という言葉です。LEDの粒どうしの間隔のことで、狭いほど近くで見てもきめ細かく映ります。

ジョジョのスタンドに射程距離があるように、LEDパネルにも得意な距離があります。間近で見せる屋内イベントには狭いピッチ、遠くから見せる屋外の大型ビジョンには広いピッチ。これが基本の使い分けです。

レンタルと購入、どちらを選ぶ?

分かれ目は「使う頻度と期間」です。展示会や式典のような単発の利用ならレンタル、店舗や施設に据え付けて毎日使うなら購入。これが基本線になります。

レンタル購入(常設)
向いている使い方展示会・式典・コンサートなど単発の催し店舗・施設・屋外での常時運用
費用のかかり方使うたびに機材費と設営費初期費用と保守費
設営・操作業者が搬入・設営まで担当(映像送出の常駐も依頼できる)設置工事の後は自社で運用

レンタルの利点は、機材だけでなく「人」が付いてくることです。搬入から組み上げ、撤去までを業者側が担い、本番中の映像送出(オペレーション)まで任せられます。主催者側に専門知識は要りません。

一方、屋外に常設する場合はハードルが上がります。

防水性能と日中でも見える明るさが必要になるうえ、屋外に常時掲出する広告物には、自治体の屋外広告物条例にもとづく許可などの手続きが必要になる場合があります(出典:国土交通省「屋外広告物制度の概要」・2026年8月21日確認)。設置場所の候補が決まったら、施工業者と一緒に早めに確認しておきたいところです。

屋外イベント会場に設置された大型LEDビジョン

イベントでのLEDビジョンの使い方

いちばん多いのは、ステージの背面に立てて「映像で変わる背景」として使う形です。

印刷したバックパネルは1枚の絵しか出せません。LEDビジョンなら進行に合わせて画面を切り替えられます。オープニング映像、登壇者の名前、スポンサーのロゴ、盛り上げの演出。1つの面で全部こなせるわけです。

ステージ背景のほかにも、使いどころは広がっています。

  • 式典・周年イベント:記念映像の上映とプログラムの表示を1つの画面で。式典全体の組み立ては周年イベントの企画の進め方にまとめています
  • 展示会ブース:壁面を映像にして、通路を歩く来場者の目を引く。ブースづくり全体の進め方は展示会ブースの作り方で解説しています
  • 屋外イベント:ステージの様子の中継や告知を、離れた場所からも見えるように

LEDビジョンを組み込んだ展示会ブースやステージ設営の実例は制作実績でご覧いただけます。

導入前に確認しておきたい3つのこと

設営の現場でつまずくのは、映像の中身ではありません。「置き方・電気・素材」の3つです。

1つ目は、設置方法です。 LEDビジョンは見た目より重量のある機材で、上から吊るか、床から組み上げて自立させるかの2択になります。吊る場合は会場側に吊れる設備があるか。自立の場合は設置面の広さと床の強度。搬入経路も含めて、会場図面の段階で確認しておくと後が楽です。

2つ目は、電源です。 画面が大きくなるほど消費電力も大きくなり、会場の電源設備で足りるかどうかの確認が欠かせません。屋外の会場では、発電機の手配まで含めて計画することもあります。

3つ目は、映像素材です。 LEDビジョンの画面は、パネルの組み方次第で解像度も縦横比も変わります。16:9とは限りません。

手持ちの映像をそのまま流すと、引き伸ばされたり端が切れたりすることがあります。画面の仕様に合わせた素材の調整や制作が必要です。本番中に誰が映像を送出するのかも、先に決めておきたい役割の1つでしょう。

LEDビジョンのパネルを組み立てる設営スタッフ

費用の考え方と、AGSに頼める範囲

レンタル費用は「画面のサイズ(パネルの枚数)× 使用日数 × 設営条件」で決まるのが基本です。同じサイズでも、吊りか自立か、屋内か屋外か、オペレーターの要否で変わってきます。

具体的な金額の目安はLEDビジョンの価格の記事にレンタル・購入それぞれまとめました。会場と使い方が見えた段階で、条件を伝えて見積りを取るのが確実です。

AGSのグループには、LEDビジョンを専門に扱う事業「アディザネージ」があります。機材の販売・レンタルから設置施工、画面仕様に合わせた映像コンテンツの制作までをグループ内で完結できるため、ステージ設営や会場装飾と合わせて、イベント全体を一括でご相談いただけます。

ステージ・イベント設営のサービス内容に依頼の流れをまとめました。見積りは無料です。

よくある質問

Q. 屋外のイベントでも使えますか?

使えます。屋外用の防水・高輝度パネルを使い、天候や日差しの向きを踏まえて計画する形です。なお屋外に常設する場合は、屋外広告物条例など手続きの確認が必要になることがあります。

Q. 映像コンテンツの制作も頼めますか?

頼めます。グループのアディザネージが、LEDビジョンの画面仕様に合わせた映像制作まで対応しています。手持ちの素材を画面に合わせて調整する形のご相談も可能です。

Q. どのくらいのサイズまで組めますか?

パネルを追加すれば画面自体は大きくできますが、実際の上限は会場の搬入条件・設置方法・電源で決まります。会場が決まっていれば、図面をもとに現実的な組み方からご提案します。

Q. 福岡以外の会場でも対応できますか?

対応しています。拠点は福岡・博多ですが、現場は全国です。


LEDビジョンは「映像の装置」であると同時に、設置・電源・素材の段取りがものを言う「現場の機材」でもあります。使いたい場面と会場が見えてきたら、機材選びの段階から丸ごと相談してしまうのが近道でしょう。

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