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舞台照明の種類と名前|発表会・式典でホールの照明担当にどう頼むか

B_2244 ステージ・機材
舞台照明の種類と名前|発表会・式典でホールの照明担当にどう頼むか

舞台照明の種類は、ステージ全体を明るくする照明、人や立ち位置を照らすスポットライト、色や動きで演出する照明の3つに分けると分かりやすいです。名前の多くは「どこから当てるか」で付いているので、場所と役目をセットで覚えると、ホールの照明担当の方との打ち合わせで話が通じやすくなります。

主催者が名前を全部覚えておく必要はありません。照明担当の方は、主催者から聞いた「どこを、どんな雰囲気で照らし、どう始めてどう終わるか」をもとに、使う器具を選んでくれます。

ただ、備え付けの照明と、別に頼む必要がある照明の分け方は、ホールごとにまちまちです。大阪市の住吉区民センターの大ホールでは、ボーダーライトとシーリングスポット、サイドフロントスポットを決まった組み合わせで使う分には照明の技術者を頼まなくてよく、サスペンションライトやピンスポット、ホリゾントライトを使うときは、技術者を2か月前までに頼む決まりになっています。

なので、照明の名前と役目をざっと知ったうえで、演目ごとの希望を書き出し、会場の設備で足りるかを確かめてから打ち合わせに行くのがおすすめです。

この記事では、舞台照明の種類と名前を役目ごとに整理し、それぞれをどう頼めば伝わるか、ホールの設備にあることが多いか持ち込みになるか、照明の色の伝え方、打ち合わせで出てくる言葉までをまとめました。ダンスやピアノ、バレエの教室の発表会、式典、社内イベントでステージを使う主催者の方に向けて、イベントの企画・制作・施工をしている会社の目線で書いています。

舞台照明の種類は、全体を明るくする照明・人を照らすスポットライト・演出の照明の3つ

舞台照明の器具は、広い面をむらなく照らすフラッドライト、狙った場所を照らすスポットライト、動く光や特殊な効果を出す効果ライトの3つに大きく分かれます。主催者の立場では「全体を明るくする照明」「人を照らす照明」「演出の照明」と考えれば十分です。

公立の劇場やホールの団体である全国公立文化施設協会の研修でも、照明の器具は大体この3つに分類される、と説明されています。フラッドライトは、ステージの上に横に並ぶボーダーライトや、背景の幕を照らすホリゾントライトのように、地明かり(ステージ全体のベースの明るさ)をとって大きな面を見せるために使う、という位置づけです(出典:全国公立文化施設協会「人材養成基礎講座 講座5 舞台設備」(2019年2月7日の講義録)・2026年10月31日確認)。

公共のホールの客席のいちばん後ろの高い位置から、誰もいない客席とステージを見下ろした広い写真。ステージは前から白くむらなく照らされ、奥の背景の幕は淡い水色に染まり、ステージの上に並んだ照明の器具がうっすら見えている
種類役目代表的な名前
全体を明るくする照明ステージ全体のベースの明るさをつくる。背景の幕を色で染めるボーダーライト、ホリゾントライト(アッパー・ロアー)、フットライト
人を照らす照明立ち位置や人を、前・横・上・後ろから照らすシーリングスポット、フロントサイドスポット、サスペンションライト(サス)、ピンスポット
演出の照明色を変える、光を動かす、光の粒を回すパーライト、ムービングライト、ミラーボール、ストロボ

同じ協会の研修では、照明はステージの上の人や物に光を当てて見せるのが基本なので、器具は客席側から当てる配置になる、とも説明されています。客席の真ん中に器具は置けないので、客席の天井、客席の左右、ステージの上、ステージの床と、置ける場所ごとに器具が付いていて、その場所がそのまま名前に使われているわけです。野球の守備位置が「サード」「センター」のように場所で呼ばれているのと同じで、照明も場所の名前が分かれば役目の見当が付きます。

ステージ全体を明るくする照明は、地明かり・ボーダーライト・ホリゾントライト

ステージ全体のベースの明るさを「地明かり」と呼び、主にボーダーライトでつくります。背景の幕を空のように色で染めるのがホリゾントライトです。この2つは、公共のホールの設備に入っていることが多いでしょう。

誰もいないホールのステージを、ステージの前の床に近い低い位置から奥に向かって写した写真。奥の背景の白い幕が、下から上へ濃い青から淡い水色に変わるグラデーションに染まり、ステージの床はやわらかな白い光でむらなく明るい

地明かり(生明かり)

地明かりは器具の名前ではなく、ステージ全体をむらなく明るくする明かりのことです。色を付けない白っぽい明かりを「生明かり(なまあかり)」と呼ぶこともあります。

ピアノの発表会や講演会のように、ステージ全体が明るく見えていればよい会は、この地明かりが中心です。打ち合わせでは「この演目は全体を明るく、色は付けなくていい」と伝えれば通じます。

ボーダーライト

ボーダーライトは、ステージの上に横に長く並んだ照明で、ステージ全体を上から明るくします。全国公立文化施設協会の研修では、舞台のだいたい真ん中あたりにあり、大きい劇場では第1ボーダー、第2ボーダーと2列あることもある、と紹介されています。

ホールのステージの中ほどに立って真上を見上げるように、天井から吊った横長の棒に、四角い小さな照明が横一列にずらりと並んだボーダーライトを写した写真。照明は暖かい白に点いていて、その奥に照明の器具を付けた棒がもう1本見える。人物は写っていない

公共のホールでは、ボーダーライトが利用料の基本の組み合わせに入っていることがよくあります。福岡市の市民センターのホールの例はイベントの照明の記事で紹介しています。上からの光なので、全体は明るくなっても、人の顔は目のまわりが暗く見えやすい点は覚えておくと役に立ちます。

ホリゾントライト(アッパーホリ・ロアーホリ)

ホリゾントはステージの奥の背景の幕や壁のことで、それを照らすのがホリゾントライトです。上から照らすものをアッパーホリゾントライト、床から照らすものをロアーホリゾントライトと呼び、略して「ホリ」とも言います。

背景の色を変えるだけで、同じステージでも演目ごとに雰囲気が変わります。「この曲は背景を夕焼けのような色に」「ここは背景を暗くして人だけ見せたい」のように、背景をどうしたいかで伝えると話が早いです。埼玉県の新座市民会館の料金表では、アッパーホリゾントライト(500W)が1列3,140円、ロアーホリゾントライト(200W)が1列2,090円で、ボーダーライトとは別の料金になっています(令和元年10月からの料金表・出典:新座市「市民会館 附属設備使用料」・2026年10月31日確認)。

人と立ち位置を照らす照明は、前・横・上から当てるスポットライトとピンスポット

人を照らすスポットライトは、客席の天井から前を照らすシーリングスポット、客席の左右から照らすフロントサイドスポット、ステージの上から照らすサスペンションライト、人を追いかけるピンスポットが代表です。顔をはっきり見せたいときは、前から当てる照明が要になります。

ホールの客席の後ろにある照明の部屋の窓ぎわで、大きな筒形のピンスポットの器具の取っ手に手を添えている様子を、器具のすぐ斜め後ろから写した写真。窓の向こうの暗い客席の先に、ステージの上の丸い白い光の輪が小さく見える。顔は写っていない
名前どこから当てるか頼むときの言い方の例
シーリングスポット・フロントスポット客席の天井や客席の前のほうから、ステージを前の斜め上から「顔を前からはっきり照らしてほしい」
フロントサイドスポット(サイドスポット)客席の左右の壁から「体の形が立体的に見えるようにしたい」
サスペンションライト(サス)ステージの上に吊った棒(バトン)から、真上や斜め上から「この立ち位置にだけ光を落としたい」「中央の1人だけ照らしたい」
ピンスポット(フォロースポット)客席の後ろの照明の部屋から、人を追いかけて丸く「ソロの間、この子を追いかけて照らしてほしい」

大阪市の住吉区民センターの大ホールの料金表では、シーリングスポット(客席天井から舞台への照明)が18台、サイドフロントスポット(客席左右から舞台への照明)が12台、サスペンションライト(舞台上部からの照明)が60台、ピンスポット(調整室から舞台への照明)が2台並んでいます。1台の料金はどれも1区分(午前・午後・夜間のどれか)350〜400円です(出典:錦秀会 住吉区民センター「附属設備料金表」(2024年4月1日)・2026年10月31日確認)。

器具の料金そのものより気をつけたいのは、操作する人です。同じ料金表では、サスペンションライトとピンスポットは、別に舞台の技術者を頼む必要がある器具になっていて、技術者の費用は1人1区分19,800円(税込)とされています。ピンスポットは1台ごとに操作する人が付くのが一般的なので、ソロや主役を追いかけたい演目がいくつあるかを先に数えておくと、技術者の人数を決めやすいです。

ソロの踊りや表彰される方の立ち位置のように、人が止まる場所が決まっている場面は、ピンスポットで追いかけなくても、サスでその場所に光を落とせば足りる場合があります。「追いかけたいのか、その場所が明るければいいのか」を伝えると、照明担当の方も器具を選びやすいはずです。

下と後ろから当てる照明は、フットライトとバックライト

フットライトはステージの前の床から、バックライトは人の後ろから当てる照明です。どちらも単独で使うことは少なく、前からの明かりに足して雰囲気や奥行きを出すときに使います。

ダンスの発表会のリハーサルで、ステージの奥から当たる白い光を背に、3人のダンサーが腕を広げたポーズで立ち、体の輪郭が光で縁取られたシルエットになっている様子を、客席の中ほどの低い位置から写した写真。顔は暗くて見分けられない

フットライト

フットライトは、ステージと客席の境目の床に並べて、下から照らす照明です。新座市民会館の料金表にも「フツトライト(60W)」が1列1,040円で載っているように、公共のホールの設備に入っていることがあります。

下からの光は、顔に普段とは逆向きの影ができるので、使いどころは限られます。前からの明かりに少し足す程度で使うことが多く、使うかどうかは照明担当の方と相談して決めれば大丈夫です。

バックライト(シルエット)

バックライトは、人の後ろや上の奥から当てて、体の輪郭を光で縁取る照明です。前からの明かりを消してバックライトだけにすると、人が黒い影のように見える「シルエット」になります。

ダンスの曲の始まりや終わりに、ポーズだけを見せたい場面で使われます。「最初の8カウントはシルエットで、音が入ったら前から明るく」のように、どこからどこまでをどう見せたいかを伝えると、照明の切り替えまで組んでもらえます。

色や動きで演出する照明は、パーライト・ムービングライト・ミラーボール・ストロボ

色で染める、光を動かす、光の粒を回すといった演出の照明は、パーライト、ムービングライト、ミラーボール、ストロボが代表です。ホールの設備で借りられるものもありますが、ムービングライトは公共のホールの料金表に載っていないことがあり、その場合は持ち込みになります。

ステージの床の端に並べた丸い筒形のLEDのパーライトが、青と紫と水色の光を斜め上に放ち、薄いもやの中に光の筋が見えている様子を、ステージの袖の床に近い高さから横向きに写した写真。人物は写っていない

パーライト(LEDパーライト)

パーライトは、筒の中に光源を入れた単純な作りの照明で、たくさん並べて使います。全国公立文化施設協会の研修では、ランプそのものにレンズと反射鏡が入った電球を、ただの筒に入れたものがパーライトで、大体数をいっぱい使う、という説明でした。

いまは中に赤・緑・青などの光の粒が入ったLEDのパーライトが多く、1台で色を切り替えられます。「ステージを青く染めたい」「曲のサビで色を変えたい」という希望に応えやすい照明で、持ち込みの照明としても使われることが多いです。

ムービングライト

ムービングライトは、器具の頭が動いて、光の向き・色・形を操作卓から変えられる照明です。光の筋が客席の上を動くような、ライブやダンスらしい演出はこの照明でつくります。

ステージの上に組んだ銀色の骨組みに、頭の部分が動くムービングライトが4台吊られ、それぞれが違う向きに青と白の細い光の筋を放っている様子を、客席の前のほうから少し見上げて写した写真。薄いもやの中に光の筋が交差して見え、人物は写っていない

新座市民会館の料金表には、パーライトやミラーボール、ストロボまで並んでいますが、ムービングライトは載っていませんでした。住吉区民センターの料金表にもありません。ホールの設備に無い場合は、照明の手配先に器具と操作する人をまとめて頼み、ホールには持ち込みができるかと電気の使用料を確かめる、という段取りになります。大きな劇場ではムービングライトを備えているところもあるので、まずは使うホールの料金表を見てください。

ミラーボール・ストロボ

ミラーボールは、小さな鏡を貼った球に光を当てて、光の粒を会場に回す照明です。ストロボは、短い間隔で強い光を点滅させます。新座市民会館の料金表では、ミラーボール(吊り下げ型)とストロボマシンがどちらも1台1,040円で、ホールの設備として借りられるところもあります。

ストロボの点滅は、見ている方によってはまぶしさや体調の不安につながることがあるので、使う時間を短くするなど、照明担当の方と相談して決めておくと安心です。

照明の色は「場面の雰囲気」で伝え、細かい番号は照明担当に任せる

照明の色は、照明担当の方が番号の付いた色のフィルターや、LEDの色の設定で決めます。主催者は番号を覚えなくてよく、「どんな場面に見せたいか」を言葉や写真で伝えれば十分です。

照明の部屋の机の上に、赤・青・紫・黄色・緑の透明な色のフィルターのシートを扇のように広げ、そのうちの青い1枚を指でつまんで光にかざしている手元を、真上から写した写真。シートには文字も数字も無い

全国公立文化施設協会の研修では、舞台照明の色は普通はフィルターで付け、10番台から80番台まで色の番号が付いていて、現場では番号で呼び合っている、と紹介されています。LEDの器具はフィルターを使わずに色を混ぜて出しますが、同じ研修では、LEDとフィルターでは同じ番号でも色の出方が違うことがある、という話も出てきます。

色の伝え方で食い違いが起きやすいのは、「明るく」「かっこよく」のように、人によって思い浮かべる絵が違う言葉です。次のように、場面か具体的な色の名前に置き換えて伝えると、話がずれにくくなります。

伝わりにくい言い方伝わりやすい言い方の例
明るく「ステージ全体を白っぽく明るく。色は付けない」
暗めに「全体は暗くして、中央の1人だけ照らす」
かっこよく「背景は濃い青、人は後ろから白で縁取りたい」
かわいく「背景を淡いピンク、ステージ全体は少し暖かい白で」
切ない感じで「夕焼けのようなオレンジから、最後は青に変えたい」

衣装の色も一緒に伝えておくと助かります。赤い照明に赤い衣装、青い照明に青い衣装を重ねると、衣装の色が背景に溶けて見えにくくなることがあるからです。参考にしたい舞台の写真や動画があれば、打ち合わせに持っていくのがいちばん早く伝わります。

打ち合わせで出てくる照明の言葉は、暗転・カットアウト・フェード・きっかけ

ホールの照明担当の方との打ち合わせでは、照明の始まり方と終わり方を表す言葉がよく出てきます。意味を知っておくと、演目ごとの希望を短く正確に伝えられます。

言葉意味使う場面の例
暗転(あんてん)照明を消して、ステージを真っ暗にすること。その間に入れ替える演目と演目の間に、次の出演者が立ち位置に入る
明転(めいてん)照明を点けたまま、明るい中で入れ替えること発表会で、ピアノの出演者が順に登場する
カットアウト照明を一瞬で消すこと(一瞬で点けるのはカットイン)曲の最後の音と同時に真っ暗にする
フェードアウト(溶暗)照明を少しずつ暗くして消すこと。少しずつ明るくするのはフェードイン余韻を残したい曲の終わり
きっかけ照明を変える合図。音楽の何小節目、何秒目、人の動きなどで決める「サビの頭で色を変える」の「サビの頭」
板付き(いたつき)幕が開く・照明が点く前から、出演者がステージの立ち位置にいること明るくなった瞬間にポーズで立っている
仕込み・バラし照明や道具を本番用に準備すること・片付けることホールの利用時間の中に、この時間も入れておく

千葉県の松戸市民会館の利用案内では、ホールは「仕込み」と「バラし」を含んだ時間で貸し出すとしたうえで、仕込み時間の目安を、講演会・説明会で20〜45分、民謡や舞踊で生明かりとホリの色を変える程度なら1時間、色を使った照明なら2時間、さらに効果の器具を使うなら3時間としています(出典:松戸市「市民会館ホールの利用について」(平成30年11月作成)・2026年10月31日確認)。

照明の演出を増やすほど、本番の前の準備の時間も延びます。ホールを借りる時間を決めるときに、照明でどこまでやりたいかを先に考えておくと、当日に時間が足りなくなるのを防げます。

頼む前に、ホールの設備にある照明と、持ち込みになる照明を分けておく

照明を頼む前に、使いたい照明がホールの設備にあるか、設備にあっても操作する人を別に頼む必要があるか、持ち込みになるかの3つに分けておくと、費用と準備の段取りが見えてきます。分け方は会場ごとに違うので、ホールの料金表と利用案内を先に確かめます。

分け方当てはまりやすい照明確かめること
ホールの設備で、決まった組み合わせなら主催者側で使えるボーダーライト、シーリングスポット、フロントサイドスポット利用料に入っている組み合わせ、点け消しを誰がするか
ホールの設備にあるが、操作する人を別に頼むサスペンションライト、ピンスポット、ホリゾントライト、フットライト、調光の設備技術者を頼む期限と費用、人数の決め方
ホールの料金表に無ければ持ち込みになるムービングライト、LEDのパーライトを多く並べる演出、スモークなどの効果持ち込みの可否、電気の使用料、操作する人、搬入の時間。スモークは消防署の許可が要る会場もある

(上の表は、この記事で取り上げた公共のホールの料金表と利用案内から整理した例です。会場によって分け方は違います)

住吉区民センターの大ホールでは、ボーダーライト2台だけの組み合わせ(1,100円)か、ボーダーライト2台とシーリングスポット18台、サイドスポット12台の組み合わせ(11,600円)のどちらかなら、技術者を頼まずに使えます。それ以外の照明を使うときは、別に舞台の技術者を頼み、申し込みは2か月前、人数は打ち合わせで決める決まりでした。持ち込んだ機器の電気の使用料は、1kW1時間につき200円です。

松戸市民会館の利用案内では、使う日の10日前までに事前の打ち合わせを済ませ、その日には進行表などを6部持っていくことになっています。さらに、プロの出演者がいる会や特別な舞台の演出がある会では、舞台・音響・照明の操作のスタッフは主催者が手配し、会館のスタッフは操作をしない決まりです。スモークなどを舞台で使うときは、消防署の許可が必要とも書かれています。

教室の発表会でも、ムービングライトを使う演出や、照明の切り替えが多い会では、照明の操作を頼む人が必要になります。ホールの担当の方に「この演出をしたいが、ホールの方で操作してもらえるか、こちらで手配するか」を、早めに聞いておくと安心です。

演目ごとの始まり方・照らす場所・色・終わり方と、ホールに確かめることを書き込めるシートを用意しました。演目の一覧を書き写して希望を埋めていくと、照明の打ち合わせにそのまま持っていけます。

発表会・式典の照明を、ステージや音響とまとめて相談したいとき

ホールの設備だけでは足りない照明を持ち込む会や、ホールではない会場にステージを組む会では、照明の機材と操作する人を、ステージの設営や音響と一緒に頼むと、打ち合わせの窓口を1つにまとめられます。

AGSでは、ステージ設営・レンタルの中で、演台や登壇者を照らすスポットライト、動きのある光で演出するムービングライト、色を変えられるLEDパーライトと、進行に合わせて照明を操作するオペレーターを手配しています。ステージの組み方と費用の考え方はステージ設営の記事、マイクの数とスピーカーの決め方はイベントの音響の記事、照明がどこまで要るかと電源の数え方はイベントの照明の記事にまとめました。

ホールのステージで行われている式典で、演台の前に立つスーツ姿の登壇者に前からスポットライトが当たり、ステージの上に照明の骨組みと、その脇に音響のスピーカーが見える様子を、ステージの袖の少し高い位置から斜めに写した写真。客席は暗く、前列の人の頭が小さく見えている

発表会のステージやロビーの飾り方とホールの決まりは発表会の装飾の記事、照明とバックパネルや花の組み合わせ方はステージ装飾の記事で紹介しています。お見積りは無料で、拠点は福岡・博多、現場は全国にお伺いします。演目の一覧と、ホールの料金表があれば、相談の段階でも具体的なお話ができます。

よくある質問

Q. 舞台照明の「地明かり」と「サス」は何が違いますか?

地明かりは、ステージ全体をむらなく明るくする明かりのことで、主にボーダーライトなどでつくります。サス(サスペンションライト)は、ステージの上に吊った棒に付けたスポットライトで、決まった立ち位置に上から光を落とすために使います。全体を明るく見せたいなら地明かり、1か所だけ照らしたいならサス、と考えると分かりやすいです。

Q. ピアノの発表会でも、照明の打ち合わせは要りますか?

ステージ全体を明るくするだけの会でも、出演者の入れ替えを暗転にするか明転にするか、客席の照明をどこまで落とすか、開演前と休憩中の明るさをどうするかは、照明担当の方と決めておく必要があります。松戸市民会館のように、使う日の10日前までに事前の打ち合わせを済ませる決まりのホールもあるので、会場の利用案内で期限を確かめてください。

Q. 照明の器具だけ借りて、自分たちで操作できますか?

ホールによって違います。住吉区民センターのように、決まった組み合わせの照明だけは主催者側で使え、それ以外は技術者を頼む決まりの会場もあれば、松戸市民会館のように、特別な演出がある会では操作のスタッフを主催者が手配する会場もあります。ムービングライトのように操作卓から細かく動かす照明は、操作に慣れた人に頼むのが一般的です。

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