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店舗のお正月装飾はいつから?クリスマスからの掛け替えと飾り方

B_0720 更新 2026.09.15 装飾・ディスプレイ
店舗のお正月装飾はいつから?クリスマスからの掛け替えと飾り方

店舗のお正月装飾は、クリスマス装飾を撤去した後の12月26日ごろから、遅くとも28日までに飾り付けるのが現実的です。12月29日は「二重苦」、31日は「一夜飾り」を連想させるため避けるのがよいとされています。縁起を気にするなら、飾り始めの候補は26日〜28日と30日に絞られます。

売場の現場では、12月26日にクリスマスを外して、その日のうちにお正月装飾へ切り替えることが多いです。撤去と設置を別の日に分けると、売場に「何も飾っていない日」ができてしまうからです。

この記事では、お正月装飾の時期の一覧と、クリスマスからの掛け替えの段取り、門松やしめ飾りなど定番の飾りの使い方、商業施設・テナントで気をつけたいことをまとめました。装飾の制作・施工を手がける会社の目線で書いています。

店舗のお正月装飾はいつからいつまで?

飾り始めは12月26日〜28日、外すのは松の内が明けるまでが目安です。松の内は関東で1月7日、関西で1月15日までとされることが多く、地域で差があります。

正月飾りは本来、「正月事始め」と呼ばれる12月13日以降ならいつ飾ってもよいとされています。ただ、いまの売場は12月25日までクリスマス一色なので、実際に飾れるのはクリスマスが終わった26日からになります。

飾り始めを避けたほうがよいとされる日もあります。12月29日は「二重苦」を連想させること、12月31日は葬儀と同じ「一夜飾り」になることが理由です(出典:産泰神社「お正月飾りはいつから飾る?神職が解説」・2026年9月10日確認)。あくまで縁起の面での慣習ですが、お客さまの目に触れる売場では従っておくのが無難です。

日付内容
12月13日正月事始め。この日以降なら飾ってよいとされる
〜12月25日クリスマス商戦。売場はクリスマス装飾のまま
12月26日〜28日飾り付けの中心。クリスマス撤去と同じ日に切り替える売場が多い
12月29日「二重苦」を連想させるため避けるとされる
12月30日飾り始めるならこの日が最後の目安
12月31日「一夜飾り」になるため避けるとされる
1月7日/1月15日松の内が明けたら外す。関東は7日、関西は15日とされることが多い

商業施設のテナントは、初売りの日から逆算する

商業施設に入っている店舗なら、決め方はもっとシンプルです。初売りの開店時点で売場が完成しているように、そこから逆算します。

元日や1月2日から初売りを行う施設なら、お正月装飾は年内に仕上げるしかありません。館全体で迎春装飾のスケジュールが組まれている施設も多いので、まず館の販促スケジュールを確認するところから始めてください。初売りに合わせた福引や書き初めなどの集客企画は、年末から仕込むお正月の集客企画の記事にまとめています。

クリスマスからお正月への掛け替えの段取り

掛け替えは、クリスマスの撤去とお正月の設置を同じ日にまとめて行うのが一般的です。多くは閉店後か開店前の数時間で、撤去・清掃・設置まで一気に済ませます。

閉店から翌朝の開店までの時間は決まっています。キャンプの撤収と同じで、終わりの時刻から逆算して段取りを組みます。当日の作業を短くする鍵は、お正月の飾りを撤去日までに揃えて、すぐ出せる状態にしておくことです。

流れにすると次のようになります。

  1. 年内の早い時期に、お正月装飾の内容と飾る範囲を決めておく
  2. クリスマス装飾の撤去日を決める(12月26日が多い)
  3. 撤去日までに正月飾りを製作・調達して、店に届く状態にしておく
  4. 閉店後〜翌朝の開店前に、撤去・清掃・設置をまとめて行う
  5. 松の内明けの撤去日と、その次の装飾も先に決めておく

営業時間中に作業する場合は、脚立を使う高い場所の作業をお客さまの少ない時間帯に回すなど、安全側の段取りが要ります。通路をふさぐ作業は閉店後に回すのが無難です。

前の日の夜まではクリスマスだった売場が、翌朝にはお正月になっているわけです。この切り替えがきれいに決まると、何度やっても気持ちがいいんですよね!

閉店後の店舗でクリスマス装飾からお正月装飾へ掛け替える作業の様子

私たちAGSも、天神地下街様の迎春イベント装飾を施工したほか、ネッツトヨタ福岡様のクリスマス装飾・クリスマスツリーの施工も手がけています。クリスマス側の飾り付けと撤去の計画は店舗のクリスマス装飾はいつから?飾り付けの進め方にまとめました。

何を飾るか|定番の飾りと場所別の使い方

定番は門松・しめ飾り・鏡餅で、店舗ではそこに水引・扇・和柄の紙もの・葉牡丹などを組み合わせます。場所ごとに主役をひとつ決めると、点数が少なくても正月らしい売場になります。

飾り主な場所使い方の目安
門松入口の両脇本物の松・竹を使うものは手配に時間がかかる。卓上サイズのミニ門松もある
しめ飾り入口のドア・柱・レジまわり掛けるだけで正月らしくなる、いちばん取り入れやすい飾り
鏡餅レジ・カウンター卓上に置ける飾り餅タイプが扱いやすい
水引・扇ショーウインドウ・壁面紅白や金銀に色数を絞ると上品にまとまる
和柄の紙もの(折り鶴・凧・梅など)壁面・吊り装飾軽いので高い位置に使いやすい
葉牡丹・生花入口・催事コーナー冬の彩りの定番。門松の足元にもよく使われる

色は、クリスマスの赤と緑から、紅白+金へ切り替えるのが基本です。金色のオーナメントやリボンなど、クリスマスで使った素材の一部を迎春側でも使い回せる場合があるので、飾りを選ぶ段階で両方の絵を並べて考えると無駄がありません。

壁面や外構のイルミネーションは、クリスマスで終わりにせず年明けまで点灯を続ける施設もあります。星や雪のモチーフだけ外せば冬の演出としてそのまま使えるので、点灯期間の決め方はイルミネーション装飾はいつから?店舗・施設の飾り方と進め方を参考にしてください。

商業施設・テナントで気をつけたいこと

確認を求められやすいのは、館の装飾ルール・防炎・通路や避難経路の3点です。設営直前に指摘を受けると、差し替えの作業が年末年始の休業に重なってしまうので、計画段階で確認しておいてください。

館のルールと事前申請

テナント規約で装飾の事前申請が要る施設は少なくありません。

館全体で迎春装飾のテーマが決まっている場合もあります。色やボリュームが館の装飾から浮かないか、管理側に計画を見せておくと確実です。

防炎

消防法で定める防炎防火対象物では、装飾に使う幕・カーテン類などに防炎性能のあるもの(防炎物品)の使用が義務付けられています(出典:公益財団法人日本防炎協会「防炎製品・防炎物品とは」・2026年9月10日確認)。百貨店をはじめ物品販売の店舗もこの対象です(消防法施行令 第4条の3・別表第一・2026年9月10日確認)。

正月飾りには紙や布の素材が多く使われます。大きく使う幕や布ものは、手配の段階で防炎性能を確認してください。

通路幅・避難経路

門松は床に置く飾りなので、通路の有効幅を狭めない置き場所かどうかを図面で確認しておいてください。

避難口や誘導灯を隠す飾り付けは認められません。吊り装飾の位置を決めるときも、誘導灯まわりは避けて計画します。

お正月の次はどうするか|撤去からバレンタインへ

松の内が明けたら正月飾りを外し、売場は次のバレンタインへ向かいます。撤去日と次の装飾は、お正月装飾の設営前にセットで決めておくと慌てません。

百貨店・商業施設のバレンタイン催事は1月中旬に始まることが多く、迎春装飾を外してすぐ掛け替える売場もあります。年末から数えると、約3週間で2回の掛け替えです。バレンタイン側の逆算スケジュールと飾り方は店舗のバレンタイン装飾はいつから?1月に間に合う準備と飾り方にまとめました。

年間の切り替え時期は、印刷して使える早見表にまとめています。お正月の行に自店の撤去日を書き込んで、販促計画とあわせて使ってください。

私たちAGSは、イベント装飾・店舗装飾として、デザインから施工、撤去と次の季節への掛け替えまで年間で対応しています。拠点は福岡・博多、現場は全国です。見積りは無料なので、クリスマスの計画と一緒にお正月のご相談もどうぞ。

よくある質問

Q. 店舗の正月飾りはいつ外しますか?

松の内が明けるまで飾るのが一般的とされています。松の内は関東で1月7日、関西で1月15日までとされることが多いです。実際の売場では、館の販促スケジュールや次の装飾の予定に合わせて撤去日を決めれば大丈夫です。

Q. 12月29日や31日に設営してはいけませんか?

法律や施設のルールではなく、縁起の面で避けるのがよいとされている慣習です。ただ、気にされるお客さまもいらっしゃるので、26日〜28日のうちに済ませておくのが無難です。

Q. クリスマスの撤去とお正月の設置をまとめて頼めますか?

まとめてご依頼いただけます。同じ日の閉店後に撤去と設置を続けて行えば、売場に何も飾っていない日がなくなり、手配の手間も1回で済みます。

Q. 門松はいつまでに手配すればいいですか?

本物の松や竹を使う門松は、正月にしか使わないぶん年末に需要が集中します。サイズや数に希望があるなら、12月上旬までに相談しておくと安心です。


お正月装飾は、使える日が12月26日〜28日に集中するぶん、迷う余地が少ない装飾でもあります。クリスマスの計画を立てるときに、撤去日とお正月の内容まで一緒に決めてしまえば、年末の売場は慌てずに年を越せます。

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