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店舗のクリスマス装飾はいつから?飾り付けの進め方

B_0324 更新 2026.08.30 装飾・ディスプレイ
店舗のクリスマス装飾はいつから?飾り付けの進め方

ハロウィンもまだなのに、もうクリスマスの話?——と思われるかもしれません。でも装飾の世界では、それくらいでちょうどいいんです。

店舗のクリスマス装飾は、ハロウィンを片付けた直後、11月上旬から中旬に飾り始める店舗が多いです。そして業者に頼むなら、打ち合わせは10月には始まっています。

飾る作業そのものより、その前の「決める時間」が意外とかかる。ここがクリスマス装飾の落とし穴です。

この記事では、時期の目安と飾り付けの範囲・優先順位、依頼から撤去までの進め方を、装飾の制作・施工を手がける立場からまとめました。

クリスマス装飾はいつから?飾り始めと準備の時期

飾り始めは11月上旬〜中旬が目安です。そして私たちのような装飾会社との打ち合わせは、平均すると10月頃から入り始めます。

ハロウィン装飾をやっている店は、ハロウィンが終わってから動き出すことが多い。これが現場の実感です。ただ、10月末に動き始めると、デザインを決める時間がほとんど残りません。

いま飾っているものが終わってから次を考え始めると、切り替えは間に合いません。ハロウィンの最終日は、クリスマスの準備開始日でもあります。

大掛かりな装飾になると、打ち合わせの開始は8月やそれ以前です。規模の大きな案件では、1年以上前から話が始まることもあります。飾りの物量が増えるほど、デザインと製作と手配の時間も増えるからです。

時期動き
8月以前大掛かりな装飾はこの頃から打ち合わせ開始
10月業者との打ち合わせが入り始める平均的な時期
10月末〜11月上旬ハロウィン撤去とクリスマスへの切り替え施工
11月上旬〜中旬飾り始めの目安
12月25日〜26日撤去。迎春・お正月装飾へ切り替え

ハロウィンからの切り替えはセットで計画する

ハロウィンを飾る店の多くは、撤去とクリスマスの飾り付けを一気に切り替えます。店舗のハロウィン装飾の時期と進め方でも書いたとおり、撤去と次の施工をセットで計画しておくと、売場に「季節の空白」ができません。

切り替えの日を先に押さえて、そこから逆算して決め事を並べる。段取りはこれだけです。

ハロウィンからクリスマス、迎春までの年間の切り替え時期は、印刷して使える早見表にまとめました。来年の計画づくりにもどうぞ。

日程を決めるのは、施工より「社内の返事」の速さです

クリスマス装飾の日程を左右するのは、施工のスピードではありません。依頼する側の社内で、答えが出るまでの速さです。

正直に言います。日程が押す原因として多いのは、私たち業者側の作業ではなく、お客様側のレスポンスの遅れなんです。

とくに初めて装飾を発注する会社では、「予算はいくらか」「何のための装飾か」といった、想定していなかった質問への社内回答に時間がかかります。社内で答えが出るまでの往復に、思った以上に時間がかかる。キャッチボールと同じで、球が返ってくるまで、こちらは次に進めません。

対策は2つあります。1つは、早めに動き始めて、往復の回数分の余裕を持っておくこと。

もう1つは、決まっていないことを無理に決めようとしないことです。「そこは想定していませんでした」と言っていただければ、予算の目安も目的の整理も、業者側から提案できます。分からないことを持ち帰って調べるより、その場で「想定していない」と言ってもらう方が、日程のロスがなくなります。

どこを飾る?範囲と優先順位

優先順位は「入口 → ショーウインドウ → 店内の一角」の順が基本です。通行客の目に触れる場所から飾ると、少ない物量でも季節感が伝わります。

この考え方はハロウィンでもクリスマスでも変わりません。クリスマスならではの検討ポイントは、次の3つです。

ツリーは、主役を1本立てる。 小物を散らすよりも、目を引くツリーを1本置く方が効きます。サイズは天井の高さとトップの飾りの余裕から逆算し、人の動線を塞がない位置に置くのが前提です。

イルミネーションは、飾る場所より先に電源を確認する。 コンセントの位置と容量、屋外なら防水仕様と点灯時間の管理まで決めておくと、施工当日に慌てません。電飾は飾ってから「電源が届かない」が起きやすい装飾です。屋外イルミネーションの時期・電源・安全面はイルミネーション装飾はいつから?で詳しく書いています。

商業施設では、防炎を確認する。 消防法で定める防炎防火対象物(百貨店など多くの商業施設が該当します)では、装飾に使う幕・カーテン類に防炎性能のあるもの(防炎物品)の使用が義務付けられています(出典:公益財団法人日本防炎協会「防炎製品・防炎物品とは」・2026年8月25日確認)。布の大きな飾りは、防炎ラベルの有無を確認してから使ってください。

雑貨店のショーウインドウのクリスマスディスプレイ

依頼から施工までの進め方

流れは「目的と範囲を決める → デザインと見積り → 製作・手配 → 施工」の4段階です。施工は開店前や営業時間外に行うのが一般的で、お店の営業を止めずに切り替えられます。

デザインが決まる前に製作は始められないし、製作が終わる前に施工日は迎えられません。工程の順番は飛ばせない。だから最初の「決める」が一番大事です。

  1. 目的と範囲を決める。 集客の演出なのか、写真を撮ってもらうためなのか、施設の統一テーマに合わせるためなのか。目的が決まると、デザインも予算も絞りやすくなります
  2. デザインと見積り。 売場の写真と寸法があると、打ち合わせが一気に速くなります。図面があればなお良しです
  3. 製作・手配。 既製品の組み合わせで済むのか、ウインドウの造作やオリジナルのオブジェが要るのかで、必要な期間が変わります
  4. 施工。 開店前・閉店後の作業で、高所やガラス面もまとめて仕上げます
クリスマスガーランドを取り付けるスタッフ

撤去は12月25日の直後。迎春への切り替えまでが本番です

撤去は12月25日〜26日に行い、年内に迎春・お正月装飾へ切り替えるのが一般的です。ここは、ハロウィンからの切り替えよりも日程がタイトになります。

クリスマスは11月から約1か月半飾れますが、迎春装飾は年末年始の短期決戦。撤去と次の飾り付けを同じ計画に入れておかないと、お正月の売場にツリーが残ることになります。

装飾は、外す日まで決まって完成です。飾り付けの打ち合わせの席で、撤去と迎春の予定まで一緒に決めてしまうのが確実でしょう。

AGSはイベント装飾・店舗装飾として、ウインドウディスプレイやクリスマスツリーの施工、迎春への切り替えまで年間で対応しています。クリスマスツリーの施工や迎春イベント装飾の実例は制作実績でご覧いただけます。見積りは無料です。

よくある質問

Q. 業者への依頼はいつまでに間に合いますか?

10月中に相談を始められれば確実です。11月に入ってからでも、内容と規模によっては対応できる場合があるので、まず日程を添えてご相談ください。大掛かりな装飾は8月以前の相談が目安です。

Q. 予算も内容も固まっていない段階で相談できますか?

はい、固まっていない段階からのご相談の方が、日程には余裕が生まれます。「そこは想定していない」と言っていただければ、予算の目安や飾る範囲をこちらから提案できます。

Q. ツリーの設置だけ、ウインドウだけでも頼めますか?

部分的なご依頼もご相談いただけます。ウインドウ1面だけ、エントランスのツリーだけといった規模でも、対応が変わることはありません。

Q. 撤去や迎春装飾への切り替えもまとめて頼めますか?

まとめてご依頼いただけます。クリスマスの撤去と迎春の飾り付けを同じ計画にしておくと、年末の慌ただしい時期に手配をやり直す必要がなくなります。


クリスマス装飾で差がつくのは、飾りのセンスより「いつ決めるか」です。

街がまだハロウィン色の頃、装飾の現場ではもうクリスマスの仕込みが動いています。この記事を読んだのが何月であっても、動き出すなら今日が一番早い日です。

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