AGS — EVENT PLANNING & PRODUCTION

ポップアップストア 予算シート

ポップアップストアの費用は「場所」「店づくり」「人」「販促」「商品を動かす」の5つの枠に分かれます。左の「予定額」を先に埋めて社内で共有し、見積りが届いたら「見積り額」に転記すると、どの枠が想定とずれたかがひと目で分かります。分からない行は空欄のまま、メモ欄に施設や制作会社へ聞くことを書いてください。

出店名・ブランド
会期(日数)
出店場所
担当者
記入日
予算の上限(総額)

STEP 1場所に払うお金

まず、場所代の払い方に印を付けます。払い方で、売上が多くても少なくても同じ額なのか、売上に合わせて変わるのかが決まります。施設の募集要項や契約書に書いてある払い方をそのまま選んでください。

1日単位の定額例: レンタルスペース・空き店舗・駅の催事場など。1日あたりの額×日数で決まる
売上に応じた歩合例: 百貨店・ショッピングセンターの催事など。売上×歩合の率で決まる
定額と歩合の両方例: 定額に歩合が加わる契約や、売上が少なくても最低額(最低保証)を払う契約
費用項目予定額見積り額メモ
場所代(定額の分)1日あたりの額×日数
場所代(歩合の分)売上の見込み×歩合の率
保証金・敷金会期後に返ってくるかを確認
共益費・管理費場所代に含まれるかを確認
電気代・設備の使用料照明・レジ・冷蔵ケースなど
施設の販促協力費館のチラシ・広告への分担金

STEP 2店づくりのお金

制作会社に頼む範囲の費用です。看板・什器・照明のように、次の出店でも使える物は「使い回す」に印を付けてください。2回目以降の予算を組むとき、作り直す費用と、保管して運ぶ費用を比べる材料になります。手持ちの物で済ませる行は、予定額の欄に「持ち込み」と書きます。

費用項目予定額見積り額使い回すメモ
デザイン・設計図面・完成イメージの作成
壁面・ロゴ看板グラフィックの出力も含む
陳列什器・カウンター造作か、レンタルか
照明器具と取り付け
搬入・設営・撤去夜間作業の分も含むか
原状回復床・壁の補修、養生の撤去
保管会期後に什器・看板を預ける

STEP 3人のお金

会期の日数と人数で決まる枠です。人数×日数×時間で計算し、設営・撤去の日に立ち会う人の分も入れてください。

費用項目予定額見積り額メモ
販売スタッフ自社か、派遣か。人数×日数×時間
交通費会期中の往復・設営日の移動
宿泊費遠方の会場・設営日の前泊

STEP 4販促のお金

来ていただくための費用と、来た方に渡す物の費用です。配る物は「配る数×単価」で書き、余った物を次の出店で使うなら「使い回す」に印を付けます。

費用項目予定額見積り額使い回すメモ
告知(Web・SNS)広告の出稿・投稿の制作
チラシ・ポスターデザインと印刷
ノベルティ配る数×単価
試供品・試食配る数を先に決める
ショッパー・包装資材売れる数の見込み×単価

STEP 5商品を動かすお金

商品を会場へ運び、売れ残りを持ち帰り、代金を受け取るための費用です。決済の手数料は売上に合わせて増えるので、売上の見込みから計算します。決済端末を買う場合は、次の出店でも同じ端末を使えます。

費用項目予定額見積り額メモ
商品の配送(持ち込み)倉庫・自社から会場へ
在庫の持ち帰り売れ残りの返送・倉庫への戻し
決済端末端末の購入・レンタル代
決済の手数料売上の見込み×手数料の率

STEP 6合計する — 予備費も入れておく

枠ごとの小計を出し、見積りの範囲外で後から増えた分に充てる予備費を足して総額にします。総額を上の「予算の上限」と見比べ、超える場合は差額の大きい枠から見直してください。

集計項目予定額見積り額差額(見積り額−予定額)
STEP 1 場所の小計
STEP 2 店づくりの小計
STEP 3 人の小計
STEP 4 販促の小計
STEP 5 商品を動かす小計
予備費
総額(小計+予備費)

STEP 7見積りをもらったら確認すること

金額の大小より先に、見積りに入っている範囲を確認します。「入っていると思っていた作業が別料金だった」が、後から費用が増えるいちばん多い原因です。

内訳が項目ごとに分かる見積りか「一式」だけの場合は内訳を出してもらう
設営と撤去の両方が入っているか撤去が別だと、会期後に請求が増える
原状回復の作業が入っているかどこまで戻すかは、施設との契約で確かめる
夜間・早朝の作業の分が入っているか商業施設は閉館後や開館前に作業することが多い
什器・資材の運搬が往復分入っているか会場への搬入と、会期後の持ち帰りの両方
会期後の保管が入っているかSTEP 2 で「使い回す」に印を付けた物を預ける場合
施設が指定する業者の作業が別にあるか、施設に確かめた電気の工事などを館の指定業者が行う施設がある

気づいたこと・施設や制作会社に聞くこと