AGS — EVENT PLANNING & PRODUCTION

業種別 店舗内装 先に決める項目シート

物件を契約する前に、自分の業種で先に決まってしまう設備・手続き・寸法を書き出すシートです。埋めたものを、そのまま設計の相談にお持ちください。

店舗名(予定)
オープン予定日
物件・所在地
記入日/記入者

STEP 1業種を1つ選ぶ

業種で変わるのは内装の見た目ではなく、決める順番・設備の量・行政の手続きです。STEP 4 は該当する欄だけを埋めます。

飲食店レストラン・カフェ・居酒屋・パン屋など。
厨房の位置と排気経路から決める
美容室・サロン美容室・エステ・ネイルなど。
シャンプー台の位置で工事量が決まる
物販・アパレルアパレル・雑貨・書店・土産物店など。
動線とレジの位置で決める

STEP 2物件の基本を書き出す

用途地域坪数(㎡)
階・区画前テナントの業種
引き渡しの状態スケルトン/居抜き。居抜きなら範囲を書面で電気容量
給排水(位置・径)ガス
排気ダクトの経路工事可能な時間帯
用途変更の手続きが要るかを確認した建築基準法別表第一(い)欄の特殊建築物にする用途変更で、床面積の合計が200㎡を超えると確認申請の規定が準用されます。飲食店と床面積10㎡超の物販店が該当し、美容室は入りません。例外もあるため所管の建築指導部署へ確認を

STEP 3業種を問わず、先に決める項目

やること期日担当・相手
物件を決める前に、内装業者に内見へ同行してもらう候補が2〜3件に絞れた時点で。契約後では手の打ちにくい問題を先に見つけられる
看板の計画を内装とあわせて決める別会社に頼むと書体も色も店内と噛み合わなくなりやすい
許可・届出の検査完了日をオープン日から逆算して置く工事の完了日ではなく検査の完了日を先に決める

STEP 4-A飲食店の追加項目

厨房の位置と、排気ダクトを屋外まで通す経路区画によっては経路が取れず業態を変えることになる。物件を押さえる前に確認。客席は残った面積に並べる
給排水・ガス・グリストラップの位置
手洗い設備の水栓の形式令和3年6月以降に営業許可を取る施設では「洗浄後の手指の再汚染が防止できる構造」(センサー式・レバー式など)が求められます。詳細は自治体の条例によります
火を使う調理室の壁・天井の仕上げ材室内に面する仕上げを準不燃材料などにすることが定められています(建築基準法施行令第128条の4第4項・第128条の5第6項)。対象外のケースもあり
保健所への事前相談(図面の段階で)相談日と担当窓口を記入

STEP 4-B美容室・サロンの追加項目

シャンプー台の位置と、既存排水からの距離/給排水・給湯の位置遠ざけるほど勾配のために床を上げることになり、工事の量と金額の大枠がそこで固まる
セット面(美容いす)の台数と、作業室の床面積基準は自治体の条例で決まります。東京都では1作業室13㎡以上、美容いすは6台まで(超えるなら1台ごとに3㎡加算)、作業面の照度100ルクス以上、待合は作業室と明瞭に区分。開業予定地の保健所で確認を
鏡まわりの照明の色温度と、色の見え方(演色性)店内で見た色と外で見た色がずれないように。天井1灯に頼らず鏡の両側・前方からも回す
個室(エステ・ネイル)の遮音と空調間仕切りを天井裏まで立ち上げるか。ベッドの真上に吹き出し口が来ていないか
事前相談 → 開設届の提出 → 施設の検査 → 検査確認済通知書の交付福岡市の案内ではこの順に進み、書類の提出から交付までは1週間程度。提出書類に施設の平面図が入るため、内装の図面がそのまま届出の書類になります

STEP 4-C物販・アパレルの追加項目

入口からの動線と、レジの位置奥まで自然に足が向くか。レジからどこまで見渡せるかは防犯にも接客にも効く
電源とレール照明の位置什器を動かしたときに追いかけられるか。後から足すのは天井を開ける工事。造作でつくり込むのは壁面と什器の軸だけにする
照明の色温度アパレルは生地の色、食品は鮮度の見え方。売り場ごとに変えるかを設計時に決める

STEP 5搬入経路を実測する

厨房機器もシャンプー台も什器も、通れなければ設置できません。発注の前に測ります。

間口・開口幅廊下の幅と曲がり
EV内寸 W×D×HEV開口
天井高搬入できる時間帯
入れる機器・什器寸法(W×D×H)電気/ガス/給排水分割の可否・備考

STEP 6相談先と期限を書き出す

許可や届出の日数は工期に含めます。運用は自治体で異なるため、必ず管轄の窓口に確認してください。

相談先窓口・連絡先相談日期限
保健所
消防署
建築指導部署
ビル・管理会社
内装業者